四方森ブログ

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塩尻市宗賀小で森健(2020/10/1)

深夜から降り続いた雨も集合時間の9時にはすっかりあがり、絶好の森健日和となりました。場所は宗賀小・中学校の旧学有林。校内放送が聞こえてくるほど小学校の近くにある森です。参加者は4年生の40名余、元気で積極的な子どもたちでした。

 

写真は昼休みに調査地点の周囲で集めた草花や木の実です。ここは標高800メートル弱の中間温帯の森。林縁ではツリフネソウやヤクシソウなどの草花が花盛りで、子どもたちはがとても興味を持ってくれました。これまで私が出前した中で咲いている花の数、植物の種類が一番多いとの印象を受けました。

 

 

さあ、始めるぞ! どんぐり広場での記念写真です。地元の森林公社やどんぐりプロジェクトのメンバーも調査に加わって頂きました。どんぐりプロジェクトとは、学有林の再生を目的に地域の皆さんが結成された組織で、森を昔のような遊び場にしたいとの思いで皆さんが活動されておられます。どんぐり広場はその活動拠点です。

 

 

午前の調査は6班編成で、1〜3班がヒノキの人工林、4〜6班は国道19号線に近いスギの人工林で行いました。写真はヒノキの人工林の調査の様子です。だいぶ混み合っていて、林床に植物がほとんど見られません。一方、背後のアカマツ林には亜高木や低木がずいぶん生えています。

 

 

 

この写真は同じ斜面のヒノキ林です。開けた林縁に近い場所なので草木がだいぶ地面を覆っています。残念ながら、私が担当した4〜6班のスギ林の写真は撮れませんでした。スギ林は太いスギがほぼ適度な間隔で生え、日がよく入るのでツリフネソウなどの草本が繁茂していました。子どもたちはヒノキ、スギ、アカマツの区別が分からないようなので、樹皮や葉に触って覚えてもらいました。

 

午後はヒノキ人工林に集まって伐倒と調査です。午前の6班を3組にまとめ、各々1本の木を伐りました。写真は2班と6班が追い口を入れている場面です。伐倒は正面に見えるアカマツの方向。3組のうちで一番細い木だったのですが、木を倒したのは一番最後になってしまいました。

 

 

 

ねらいどおりの方向に木を倒すことができました。この写真から分かるように、ヒノキ林はだいぶ混み合った状態でした。それほど広くない斜面で3組が活動するため、安全と段取りにとくに気を配りました。一つの班がロープを引いて木を倒している時は、他の班は作業を止めて見学です。木が大きな音を立てて倒れるのを見て、後の班は、「よし、次はうちだ!」と盛り上がりを見せていました。

 

最後のまとめの場面です。丹羽さんが熱弁を振るっています。宗賀小での森健は今年で3年目、そろそろ地元にバトンタッチする時期を迎え、地元の皆さんもその心づもりで参加されていたようです。宗賀小の森健は秋晴れの清々しい森で安全に楽しく調査を行うことができました。どんぐり広場と調査地点を結ぶ林道にはたくさんの草花が咲き、ガマズミの実が赤く輝いていたことが強く印象に残りました。地元の短大生も調査に加わり、花を添えてくれました。

今回の森健講師陣;丹羽(総括リーダー)、小山、鈴木(敏)、龍頭、飼沼、高橋(幸)、中根(ブログ作成)。

 

 

 

 

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