四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
四方山ならぬ四方森ばなしに花を咲かせましょう!
<< October 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 明和小・学校林で森健(2019/11/14) | main | 中野方小で森健(2020/9/24) >>

野林町でミニ講演&Jr隊員リーダーによる森健(2020/3/28)

新型コロナウィルス騒動の中、豊田市野林町の森の中で、高・大生5人に対して、あすけ炭焼塾・梶さんのミニ講演を行い、午後は学生たちをリーダーとして森健を実施した。

夜明けまで雨が降っていたため、実施を危ぶんだが、雨も上がり決行する。ただ、現地は霧やモヤがひどかったので、午前と午後の部を交換して、炭焼き窯近くの小屋で、講演から行った。

87才とは思えない、元気な梶さんの話は、戦争体験があった生い立ちから始まり、過疎の野林町で39戸の住宅や集合住宅を建てさせた実績が平成22年度には総務大臣賞を受賞されたこと。また、中学卒業後に祖父から教わった炭焼き体験をさらに深めて、長野県など各地にも指導に出かけたことがある。
 「カシの木でできた炭はウナギ焼きに、ナラはアユ焼きに適している」「窯に入れるときは奥の方から、カシ←ナラ・アベマキ←雑木←マツと入れていく」「(梶さんの)炭はガス抜きがしてあるため、ハゼない。そこで、茶道の先生たちから今でも需要がある」……。
 そして、【やっていると、窯が教えてくれる】【自分が楽しんでやることが大切】【自分自身で自信を持たないといけない】など、金言が多く聞かれた。
 その後、学生たちからも、この地域での最近の人口減は? 炭焼き窯の作り方は? 祖父など親族の戦争体験などが語られ、意義深い時間だった。
昼食時には、梶さんが用意してくれた五平餅をおいしくいただいた。
午後からは、梶さんの山で、学生たちがリーダー・サブリーダーとなり、森健を行った。開始直後の13時過ぎにパラパラと雨が降ったが、すぐに上がり、森での活動に支障はなかった。
 A【森を感じる】「土の香りがした。葉っぱの腐った感じだった」「石や岩が多いなど、地形に変化がある」などの感想に、「新しい観点ですね」「いいところに気づきましたね」とコメントする学生リーダーの一言が新鮮だった。
 B【森の様子・植生調査】 自然に生えた草木名では、草木名に詳しい学生が「フユイチゴ」「シラカシ」「ツバキ」などと教えていた。
 C【植林された木】 1a当たりの本数数えでは、学生リーダーの指示でチョークで数字を書き込み、15本を確認した。目測樹高は18m〜23mとバラツキがあった。
【空開け体験】は出前隊が指導した。リーダーからは「もやい結びを覚えてほしい」という注文が出され、驚きの声が…。
 追い口を伐った後、ロープを引く前に ゆるみをとろうとしてローププラーを引いたところ、木が簡単に倒れてしまったというハプニングがあった。
 D【混み具合】 樹高は22.5mで、【混みすぎており】さらに10本の伐倒が必要という結果も、驚きだった。 
 「森健」リーダーを体験した学生たちは、「(今まで)3〜4回経験したが、まだまだ未熟だなあと思った」とか、「もっと経験していきたい」「知識が足りないなあと思った」など感想が述べられた。

 

今後のJr隊の活動についての話し合いでは、「学校の下級生たちを誘いたい」「森を楽しんでもらいたい。そのため、山菜探しや木工品づくりも考えられる」「ハーバリウムを作ったり、火を起こして何かをする活動もある」「都会と田舎をつなぐためにも、人のつながりを大切にして、地域の素材を生かした体験型の活動ができないか。」
一方、「Jr隊が【何を目指すのか】という方針を立てることが必要ではないか」という根本的な提案もあった。
いずれにしても、まだまだお互いのコミュニケーションが不足しており、さらに密な関係作りが必要だと感じた、交流会であった。
           (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

 

 

森の活動報告 | permalink | comments(0) | -

この記事に対するコメント

コメントする