四方森ブログ

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明和小・学校林で森健(2019/11/14)

熊出没騒動のため、3週遅れで実施した「森健と空開け体験」だった。10/23朝は学校林でロープ掛けも行い、準備も全て終わったところに学校から「近隣地区でクマによる人の被害があったと、地元警察から連絡あり」という緊急電話が入り、中止となった。11月14日(木)はその仕切り直し日である。
豊田市平沢町の明和小(複式学級5・6年で8名)では、10/9に座学&丸太切りを行い、11月14日の午前は伊勢神トンネル近くの学校林で森健を、午後は学校近くの児童の祖父の山で空開け体験を、という変則的な流れである。というのは、今まで学校林で調査を実施したことがないため、森健の調査をしたいという担任からの強い願いがあった。しかし、学校林は10年以上も前に間伐されているため、現在は大木ぞろいで、子どもたちの伐倒には不向きと我々が判断したからである。
朝8時半の学校林は霧雨が降っており、実施を心配したが、調査の中頃には空が明るくなってくる。

A【森を感じる】では、「空気が冷たい」「静かで、自然を感じた」「地面がやわらかい」などと答えたが、霧と寒さのためか、子どもたちの表情は硬い。

 

B【森の様子・植生調査】 腐植層を掘るが霧のため見えにくく、1cm程度。自然に生えた草木はシダ類に覆われ、見た目にはほとんど見当たらなかったが、子どもたちはしっかりと採集して、草はチヂミザサやシダ類が8種類で、木も8種類だった。この頃には少し表情が明るくなってきた。

 

C【植林された木】スギの大木のため、本数は数えやすく、1a当たり7本である。7本の胸高直径の計測をさせたところ、子どもたちの動きが活発になり、次の木の予想当てが始まった。校長先生も参加して、予想が的中すると大はしゃぎとなる。ようやく、子どもたち本来の明るさに戻ってくる。最大は61cmで、その太さに驚いていた


 

次に、中心木の近くで目測樹高の測定法を教えると、指を使って測ろうとするが、「近すぎるから、もう少し離れよぅ」という子どもの声。そこで、山側に移動して枯れ枝を使って測ると、6年女子が「6.5倍」と答え、これで全員が納得して樹高は27.3mとなった。(この数値は鈴木さんが予想した数値だった)


 

D【混み具合】は、「混みすぎている」となり、まだ3本の間伐が必要となった。ここで、午前中のまとめを行うと、「初めここに来たとき、広くてきれいだなぁ、と思ったが、(調査の結果)混みすぎているとわかり、びっくりした」


 

昼頃から太陽が顔を出してきた。午後は、学校近くの五反田の地で、空明け体験を行う。学校林と比べて、竹があったり、ヒノキだったり、細くて混んでいるなど、その違いがよくわかっていた。伐倒では斜面が急で伐りずらく、「斜め切りが難しい」


 

追い口を伐った後、ロープを引くと、意外と簡単に倒せた。 空がポッカリと空き、その後は切り口の匂いを嗅いだりして、「家(の山)でも、間伐したい」「山はソウカイだった」


 

帰りには、倒したヒノキを1〜1.5mほどに何本か切ると、「(梢部分は)クリスマスツリーに使える」と叫び、その後は丸太材を1人で担いだり、2人で持ったりして、元気に学校に戻っていく子どもたちだった。                                   (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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