四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
四方山ならぬ四方森ばなしに花を咲かせましょう!
<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 敷島小で、下見と森健調査(2018/5/21・6/13) | main | 塩尻・宗賀小4年生に(2018/10/11) >>

2018不二聖心女学院_間伐体験

JUGEMテーマ:学問・学校

 平成30年9月6日 静岡県裾野市の不二聖心女学院高校生の皆さんと「間伐体験」を行ってきました。不二聖心女学院では高校1年生の授業の一環で毎年春に「森の健康診断」で森の状態を調べます。そこで森の状態を良くしていくために「間伐」が必要であることを学び、秋に「間伐体験」を実践します。

 

 約70名の女子高生の皆さんが参加。森健出前隊からは鈴木統括リーダー始め、小山、佐野、飼沼、西川、鬼頭、鵜野、和氣島、恵比根の9名がサポートを担当。間伐体験ではしっかり安全を確保するためにも各班でのサポートの人数確保が必要です。そこで午前と午後の部でそれぞれ3班各12名に対し、出前隊は各班3名ずつ付く体制としました。

 


 しかし一本のヒノキを12人で伐る?確かに力の結集に越したことはないが、1人ひとり伐る順番待ちで空白の時間が多くなりはしないか?せっかくの体験を少しでも楽しく味わってほしい、どうしよう?そこで考えました、春に学んだ樹高測定の復習を盛り込む。班の中で6人、6人に分けて伐倒するヒノキの樹高測定とノコでヒノキに受け口、追い口を入れるのを前半、後半入れ替えで行う。これなら伐る順番待ちも短くなるし、実際に伐倒するヒノキの樹高を予測し、その後伐倒したヒノキを予測とあっているか確認することもできる。一石二鳥の自画自賛。さてさてどうなるか。

 

 朝方出前隊は午前と午後伐倒するヒノキにロープを掛けて準備。さてさて予定の時間です。学舎から現地入り口に笑顔で集合。あいさつを終え皆さんにヘルメットを着用してもらい、各班の場所へいざ出発。

 予定どおり各班で6人ずつに分かれ樹高測定チームと伐倒チームとなります。樹高測定チームは斜面を上り、伐倒するヒノキの先端が見える場所へ移動。伐倒チームはまず伐倒するヒノキの元で上を見上げてもらう。混み混みの枝葉を確認した後、ヒノキにノコを入れ受け口を作り始めます。

 受け口、追い口含め半分ほどノコ入れ作業を終えた段階で、樹高測定と伐倒を交代。あらためて上の混み混みを確認してもらってからノコを入れていきます。受け口、追い口を完成した段階で、ロープで引く場所へ12名が集結。「せーの!」の声で12名が「よいしょ!」と力を合わせて引っ張る。「せーの!」「よいしょ!」、「せーの!」「よいしょ!」。さすがに12名の力の結集。隣りのヒノキの枝を押しのけ押しのけ倒れていく。最後は「ドーーンツ!」と倒れるヒノキの音に「おおおーーーっ」と歓声。

 感激もひとしおのところで伐倒したヒノキのそばに集まってもらい、上を見上げてもらいます。ぽっかり空いた空間に「わーっ明るい!」「へーっ!」との声、森が変わるその瞬間を実感して頂きました。

 陽が射していろいろな植物が根を生やすことが土砂崩れにも強い地面を作ることを解説し終了。 集合場所に戻り、間伐の必要性や少ない時間の中で経験した森への思いを語ってもらいました。午後も同様に行い、森の中での実体験は無事終了。引率の先生方のご協力にも感謝いたします。


 後日頂いたラブレター?には「10年後にまた木を伐りたいです」などうれしい言葉もありました。この貴重な経験が生徒さんたちの何年か先にどう芽吹いていくのか、先生たちと見守っていきたいと思います。

恵比根 美明   

学校で森の健康診断 | permalink | comments(0) | -

この記事に対するコメント

コメントする