四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
四方山ならぬ四方森ばなしに花を咲かせましょう!
<< August 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 雲南市立西小学校の森林学習と間伐体験を見学(2017.6.19) | main |

子どもサミット(2017/7/25〜26)、雨が止んだ中での2日間の活動

【豊田市福祉センターで】
 当日7月25日の昼前に、三重中高生16人と最後の打ち合わせをした時は、やや緊張気味で質問もなかった中高生たち。しかし、その後の2日間の活躍そしてがんばりは、驚きの連続で、他のリーダーたちからも称賛の声が多く聞かれた。

 

【豊田市・六所山で】
シト、しとっ、しと… リーダー間で打ち合わせをしていた13時半頃に小雨が降り出し、急いで現場に向かう。

間伐後5〜6年ほど経過しているのか、丸太が各所に並べられ、下草や低木がかなり繁っている。濡れた草木の間を進むと、ヤマウルシあり、ツタウルシあり、イバラあり。なかなかの難所…

 

3時過ぎに集合場所に集まり、子どもたちを乗せたバスを待つ。その頃は雨が止んでおり、予定通りに子どもたちが到着。10班を3グループに分け、それぞれで紙芝居と「安全上の注意」を実施。私は1班で、4つの班25名に行う。紙芝居の質問では一人の男子がどんどん発言して、さすが森林学習をしている子どもたちだと実感した。

 

次に、1班7人を連れて調査地へ。A【森を感じる】では、小雨の後だが、「鳥の声が聞こえた」「虫の音が聞かれた」など。B【植草調査】では草木の多さがわかったが、その理由は疑問点として残しておく。次のC【混み具合】では、1aあたりの本数は13本と確認し、樹高を目測する。

 

ここがなかなか難しく、4mの5倍が1人で、4倍が6人。そこで、再度測らせると、5倍が6人で、4.5倍が1人。それぞれの主張を認めたうえで、1班としては5倍の21mで報告する。D【混み具合】は「混み過ぎている」で、6本の伐倒が必要。

17時前で、宿舎に子どもたちを送っていく。


【三重県・大台町で】
宿泊した松阪から大台町に向かうと、車窓を徐々に雨がたたき始める。さすが、日本有数の降水量を誇る大台町。雨後に調査地を探し、準備する。調査地はスギ林で、10年以上も前に間伐されたのか、丸太はほとんどが腐っている。そして、枯れたスギの葉が地面を覆い尽くし、下草がほとんど育っていない。六所山とは大違いである。この違いを子どもたちに伝えたい。

 

バスが到着してセレモニーがあり、昼食後に調査地に向かう頃は、予定よりも30分以上の遅れ。しかし、前日の体験があるので、AとBは意外と早く進み、Cを実施。やはり目測樹高は難しく、再計測の結果、17mが5人で、1人が15m。1aあたり15本で、D「やや混んでいる」。ただ、間伐されている切株を数えさせると、計25本以上あり、「超過密」だったことはすぐにわかる。

 

ここで、前日の疑問点を説明する。陽が当たることによる下草や低木の多さで、「理想の森は4階建」の解説。その後、腐植層調べを行い、指での感触を体験させ、実測すると1〜2cm。ただ、次に中高生を巻き込んで実施したかった胸高直径調べは、タイムリミットでカット。次の現場であるサンプル伐倒地に向かう。

 

ここでは、各班の選抜隊10人が伐倒を行い、80mロープの先を50人の子どもたちが道路上で引いて倒すというもの。目標通りに倒れた瞬間には、自然と拍手がわき起こった。

 

 

 時間の制約があり、雨模様の天候だったが、活動中は雨が止んでくれ、どうにか「森健」は実施できた。全国から来た約60名の子どもたちが、「森の健康診断」という活動を心に留めて、自分たちの地元でも実現してくれたら、と淡い期待を抱いている。最後に、サブリーダーとして、小学生たちに気を遣い、活躍してくれた三重中高生に感謝、感謝。

                          (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

こどもの森の健康診断 | permalink | comments(0) | -

この記事に対するコメント

コメントする