四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
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海上の森で森健(2016.10.16)

快晴の海上の森。今回の参加者は、愛知県立芸術大学の石井研究室の企画に集まったご家族です。石井晴雄先生は大学院美術研究科デザイン領域の教授で、「地域で豊かに暮らすために地域に根ざしたトータルで実践的な研究と活動」を長年続けておられます。
愛知県立芸大は今年で創立50周年を迎えました。先月、「芸術は森からはじまる」というキャッチフレーズで記念展示が行われ、出かけてみると、面白い作品にたくさん出合うことができました。写真の小屋は、石井先生と学生さんたちが芸大のキャンバスに建てたアジトです。「芸術は森からはじまる」なんて、なんだか山仕事が楽しくなりそうですね。
さあ、森の健康診断のスタートです。森健体操で身体をほぐした後、海上川に沿って海上の里まで30分ほど歩きます。
林道ではカマツカやコバノマズミの赤い実が美しく、あちこち眺めているうちに子どもたちはどんどん先に進んでしまいました。だいぶ遅れてようやく海上の里につくと、田んぼではアキアカネが舞う中、脱穀が行われていました。
里山サテライトで少し休憩した後、いよいよ調査にとりかかります。調査組は子ども組4名と大人組7名にに分かれ、小さな子どもたちとお母さんは海上の里で野遊びです。調査場所はサテライトから林道を大正池方面に少し進んだところ。鈴木敏治さん、松田さんと私は大人組の担当、子ども組は龍頭さんと飼沼さんの二人です。大人の参加者の皆さんは森での活動に慣れておられ、てきぱきと調査が進み午前中は予定どおりに終了しました。
お昼休みは里山サテライトに家族で集まり、楽しいお弁当。気温がだいぶ上がってきたので、杉板の床がひんやり心地よく感じられました。石井先生は少しお昼寝。お昼ご飯が済んだ後、組ごとに分かれてデータのとりまとめ。子ども組の調査結果は、混み具合は適正との判定でした。外へ出ると田んぼの脇にアキアカネがとまっていました。
午後の子ども組のメーンイベントはヒノキの伐倒です。実際に手ノコで木を伐り、小枝を使った樹高の測定結果を検証します。大人組は「尺蔵」という測定器具を使った樹高の測定と込み具合の計算です。大人組の調査が終わりに差しかかった頃、「倒れるぞ」という子どもの大きな声が聞こえてきました。そこであわてて樹高測定を終え、最後のまとめ。子ども組と同様、混み具合はほぼ適正との判定でした。
子ども組の調査地点に急いで駆け付けると木はまだ立っていました。子どもたちが待っててくれたのです。サテライト組の幼児とお母さんも含めて全員が集まったところで、子どもたちが力を合わせてロープを引きます。
ヨイショ、ヨイショ、倒れるぞー!しかし、残念ながら隣の木にもたれかかってしまいました。
そこで、牽引ロープを側方に移し、もう一度引っ張ります。ヨイショ、ヨイショ!見事に倒れました。
樹高16.6mの大きなヒノキです。小枝での測定結果と60cm違っただけでした。胸高直径は25cm。年輪を数えると樹齢は32年でした。最後はみんなで倒したヒノキに馬乗りになって調査の振り返り。みんな楽しかったと言ってました。
今日は家族的な楽しい雰囲気の中で秋の一日をすっかり楽しませていただきました。ベテランの先輩方とご一緒でしたので、調査の進め方や説明など色々勉強になりました。とくに、龍頭さんや飼沼さんの子ども達相手の進め方はうまいなあと感心しました。
(中根賢二)
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