四方森ブログ

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不二聖心女子学院出前講座報告

2016.年9月7日(水)静岡県裾野市の不二聖心女子学院で森の健康診断出前講座(パート2)をして来ました。二年生松組25名梅組26名です。今年の5月18日に学校林の森の健康診断(パート1)植生調査、林分調査を行い、その後、間伐体験をして空明き体験をしてもらう予定でした。


出前隊のスタッフは高橋隊長、鈴木敏治さん、佐野さん、鬼頭さん、鵜野さん、西川。9月6日の夕方までに、現地に到着し、下見・準備をする予定でした。たいてい準備は伐倒木の決定、その周りの安全上の作業をしますが・・当日は台風10号が迫っている日で、5月にはきれいに見えた富士山も見えず、小雨が降ったりやんだりの天候・・「少しでも晴れ間が出れば、間伐1本だけでもやりたいね・・」との希望でスマホを見ると次の日は降水確率午前60%午後70%!!!!「台風の進路が変われば・・少しでもやりたい・・・」との思いが行ったり来たり・・・まず腹ごしらえをしようといつもの中華料理屋へ。その時、テレビでは天気予報が。「静岡東部90%・・・」「え〜〜だめじゃん・・90%なんてほとんどみたことがないぞ〜〜〜」と意気消沈ぎみで夕食後、近くのスーパーで夜中用の買い出しを。宿に戻りやけくそで親父談義、風呂、しかし、高橋隊長は責任感強い人なので寝る前に、ならばどうすると。すでに雨の日メニューを考えていました。建物の中でブルーシートを引いて、のこぎりで玉切り体験を「ならば木を伐らなければ・・宿の横の木を1本伐るか・・」「やっぱり調査をしたところの木を・・」「ヒノキかスギか・・・」酔っ払い気味の議論??の中、高橋隊長の一声で調査地のヒノキを朝一番で伐り運ぼうと決定。もうすぐすごい雨が降ってくると思いながら床につきました。


そして当日、朝6時には小雨。朝食の7時には強い雨が時折・・「1本伐って運ばねば・・」と準備。みな、カッパを着込み車へ。その時には不思議と雨が上がって・・「この間に、やっちょおう」何故か雲も垂れ込めた黒い雲から薄い雲に・・期待・・なんとか木を運び室内での準備完了。あと1時間したら生徒が来るとまずは一安心。気が付いたら伐倒準備の8時ごろから準備完了まで雨は降らず・・降水確率午前70%午後60%・・出来るじゃん、しかし、午前中一クラス・午後一クラスの予定なので、午前中はしょうがないか・・と空をうらめしく眺めながら気持ちも準備。


時間になれば生徒がばらばら体操服に着替え集まってきました。4班に分かれ、最初に高橋隊長の挨拶と本日のねらい趣旨説明、その後、前回の復習、5月の調査でやったことわかったこと、そして、どんなことを感じたか思い起こしてもらい、玉切り体験へ。まず、


ヒノキの先端を中央に立て、その周りに生徒が立ち、木の代わりをしてもらいその中を中央のヒノキが倒れる。すると・・みんな想像して・・そこに空間が・・光が入ってそこの植物が育って・・というすこし演劇じみたことをして感じてもらいました。


次は、玉切り4班に分かれ班ごとできゃ〜きゃ〜言いながら頑張って切ってもらいました。「いい香りがする」「皮がむけるよ」などなど、しばらく観察。年輪も数えました。「年輪の幅が違うね・・」「皮をむいたら水が出てきたよ・・」「なめてもいいかな・・」などなど。


高橋隊長の年輪講座。木はどのように成長するのか、光合成(ならったでしょう)根っこは・・などなど。そして、次に世界の森林事情。日本の森林は貴重です。先祖から受け継でいるこの森林をみなで守り育てようと。話は続きました。


次に今、みなさんにできることワークショップ。B紙いっぱいにポストイットをつかい班ごとに意見を出してもらいました。それを、各班発表。「まず、お父さんお母さんに家へ帰ってら話す」「学校林でやったことをNHKを読んで取材してもらい広げる」「木でなにか作ろう」「不二聖心ブランドを立ち上げ売ろう」「学校の食堂を木で創ってもらおう」「インターネットで流そう」などなど若者らしい楽しい話がいっぱい出ました。


最後に高橋隊長が「植生遷移」森林は600年〜800年と生きて行く、人間の単位ではかってはいけない。地球という奇跡の星の中で生存した私達も奇跡を大事にしてほしいと締めくくりました。 これらを授業二駒(80〜90分で)行いました。生徒はどんなことを感じてくれたでしょうか。スタッフのおじさんたちは不安ながら少し満足して帰ってきました。

 

 

(西川早人)  

 

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