四方森ブログ

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敷島小学校で学校森健(6/24)

梅雨空を心配していたが、どうにか持ちこたえ、時々陽も射すという好条件で始まった。地元の根っこの会の会員が運転したマイクロバスで、6年生12人が9時前に、現地に到着。12人を2グループに分け、フルバージョンテキストを使用して、伐倒無しの午前中だけの森健である。山は、旧筑波小の裏山(旭八幡町)で、3人だけが1年生の頃に通学していた学校。

写真は、活動開始前の集合写真である。



紙芝居・準備体操を終え、森健開始は9時半頃であった。紙芝居の時尋ねたが、ほとんどの子どもたちは山持ちの家であり、全てがチェンソーを見ている。また、「森にはどんな役割があるか」を尋ねると、「(きれいな)空気」「水をためる」「土砂崩れ(を防ぐ)」など、森のことをよく理解できており、意欲的な姿勢がみられた。

 

 


ところで、私の班は男子4名・女子2名の6人である。森を感じる学習では、「鳥の声が聞こえた」「風がふいて、葉っぱの音がした」などと書き込み、「周りの木には上の方にしか葉っぱが付いていない」「上の方(山側)は明るくて葉っぱが多いが、周りは薄暗い」などと述べていた。調査地は35度のやや急斜面で、下草がほとんど生えていなかったが、植生調査ではヒサカキやスギ・ヒノキの苗など17種類の木を見つけ出していた。

円の面積については算数で学習したばかりなので、100屐1aを振り返り、本数数えをした。結果は22本で意外と多い。つぎに、胸高直径の計測。全員の目前の木の円周を測らせると、66cm。「では、直径は?」と問うと、早速 円周率3.14で割る筆算を始める。意外と早く、21.01と答える子がいる。そこで、直径巻尺の裏側を見せて、21.0cmなど、0.5cm単位で記入された物差しが書かれているネタをばらすと、「早く言ってよー」と叫び声…。その後、一人1本だけの直径を計測する。
それから、振り返りをして感想を書かせた。
しかし、目測樹高を計算していなかったので、急いで測らせると、8m、10m、12m、14mとバラバラであった。これは、樹冠と根元がよく見える場所を前もって、決めていなかったという反省である。グラフから混みぐあいを調べると、「かなりよい」「ちょうどよい」「やや混んでいる」とばらついてしまった。

 


全体では、隣りのグループの樹高は16m・23本で、「混み過ぎている」状態だった。最後の感想では、「森のことが少しわかった」とか「森を感じるで、鳥の鳴き声などが聞こえて新鮮だった」「初めて調査して、おもしろかった」などと述べていた。さらに、「ウチの山でも、同じように(森健のやり方で)調べてみたい」という積極的な声もあった。 終わりに、今日の学習を振り返って、「森の役割をこれからも考えていってほしい」と述べて、ここでの学習を終えた。

 

 


その後、子どもたちは、旧筑波小の第一学校林(旭高原への道中)に出かけ、手入れを行っていた人工林がどうなっているかを見学した。スギやヒノキは60〜70年生で、旧筑波小の裏山と比べ、直径の太さや樹高の高さ・たくさんの下草など、その違いに驚いていた。また、子どもたちの名前を記した札が地面に立てられており、「自分の名札を探しに行く!」と勢いよく飛び出していく子どもたちがおり、山の手入れの大切さを実感していたようである。

 


この後、担任の先生から、「今日の学習を振り返りながら、出前隊に再び電話して、次のお願いをしたい」という提案があり、この日の学習を終了した。        
                                                                                                                                  (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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