四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
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不二聖心女子学院 森の健康診断 20150610

参加者 :高校1年生 約70名
講師  :丹羽、稲垣、佐野、高橋、小川、藤原

概要  :6/09 15:00〜 現地下見、担当場所決め、段取り打合せ
6/10 8:30〜  リハーサル、スローライン取り付け、調査地セット、ヘルメット名札つけ、
笹刈
10:50〜  午前の部 松組 5班 約7名/班
13:20〜  午後の部 梅組 5班 約7名/班

静岡県裾野市の不二聖心女子学院の森健は春に健康診断を行ない、秋に伐倒空開け体験を実施する二本立ての講座と
なっています。今回は春に実施した健康診断の報告をします。全体の流れは2012年の佐野さんのレポートと同様ですので、今回は「調査項目」視点から報告します。

今回の一番の難関は「時間が限られている」ことです。
通常2時間半必要なところを半分の1時間でやりくりしなくてはいけません。
このことが私の一番の不安材料でした。
「出前講座の中で最も難しいのが不二聖心。ここをマスターすれば出前講師として一人前!」
はじめてリーダーを務める私にたいして、励ましのようなプレッシャーのような応援を頂きました。

限られた時間の中で何を伝えるか?何を感じてもらうか?
具体的には調査項目の中でどれを削るかの話になってきます。
前日の夜、私が話を持ちだして、皆さんとアイデアを出しあいました。
事前に調査地の設定、中心木、調査枠をセットしよう。
樹高測定は1本だけ。尺蔵やスチール巻尺は時間がかかるから止めよう。
等、時間短縮案が次々に上がりました。でも、皆さんの意見を聞いているうちに私は次第に違和感を感じてきました。
「削る」という作業は気持ちがマイナスに向かうのでワクワク感が出ないのです。
でも、60分しかないんだ。中途半端に時間切れになるよりは良い。
自分に言い聞かせながら、いよいよ本番を迎えるのでした。

本番中は時計を見ながらの進行です。
何分までにこれを終わらせないとなまずい。
調査表を消化することに意識が向かっている私には心の余裕がありません。

生徒さんに気付きの変化を提供できたのか?
五感を使って楽しんでもらえたか?
また森に来たいと感じてもらえたか?

後から振り返ると大切のことが抜けていた気がしてなりません。


講座終了後の反省会でも削る項目の話題になります。
そもそも森健の目的はなにか?
人工林を「五感」と「数値」の両方で感じてもらい、気付きの変化を楽しんでもらうこと。
調査地の設定も、そこを右、もっと左、と言いながら皆でワイワイ楽しくやることに意義がある。
機械的に調査表を埋めることではないはず。
結局、10年の経験を生かし、改良を重ねても今なお進化しているマニュアルに「削る」ところはないのです。

森の健康診断は「フルコース」でやってこそ意味がある。
はじめは短時間の「体験コース」でも、将来的に「フルコース」を提供しよう!
そうなるように学校側に理解を深めてもらおう!
決起集会のような雰囲気で反省会を締めました。

しかし、受け入れ側の学校には諸々の事情があり「授業枠」の制限もあります。
その中でフルコースの時間をどのように確保するか?

森健は「国語、算数、理科、社会」の要素が含まれていると思います。
総合学習を飛び出して、通常授業の枠内で実施できるかもしれない!
幸い8/18.21に教員の皆さんを対象とした森健が開催されます。
先生方にアイデアをいただきながら、その辺りを具体化できれば
「森健フルコース」を多くの子どもたちに体験してもらえると思います。

子供達に
「気付きと学びと命の連鎖」を感じて頂ければ嬉しいです。


足助キコリ塾 藤原祥雄
学校で森の健康診断 | permalink | comments(0) | -

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