淑徳学園「中学・高校生」森の健康診断
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平成26年8月4日 夏休みの最中、名古屋淑徳学園の女子中学生・高校生の皆さんが愛知県瀬戸市五位塚町の東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林において「森の健康診断」を体験されました。
総勢73名が午前37名と午後36名に別れ、それぞれ5班体制7名〜8名での体験でした。
初めに、東京大学の蔵冶先生から森の中での注意事項の説明を受けたあと笑顔で記念撮影、全員ヘルメット着用でいざ出発です。
今回リーダーは三重高校の小西先生の心強い応援を得て、佐野、飼沼、恵比根、高橋の矢森協メンバー計5名です。

今にも降り出しそうな雲行きの中、限られた時間で「森や樹木そして動植物のことを出来るだけ多く伝えたい。」との思いを胸に、だけれど”絶対的に時間が足りない”との焦りは顔に出さずに、精一杯の笑顔で対応するリーダーの出番となりました。

始めて人工林に入る生徒さんがほとんどで、都会とは違ったひんやりした空気に触れ、鳥の声やせせらぎの音に心を癒されながら、学年もクラスも違う見知らぬ生徒同士が協力し合い、「森の健康診断」を進めました。


”超過密林で樹冠が見えず樹高測定に苦労した1・2班”、また午前の終盤には”心配した雨も降り出し”そして、午後の部では”虫除けスプレーに反応したハチに終始付きまとわれる”班もでるなど、足りない時間と数々のアクシデントに見舞われた体験学習となりましたが、それでも生徒さんが熱心に説明を聞き、積極的に行動してくれたおかげで、時間内に森の健康診断を終えることが出来ました。引率の先生方のご協力にも感謝します。
まとめの学習会では蔵冶先生の的確な調査結果の分析と

生徒さんたちの感想発表では、短時間での調査活動だったにも関わらず、私たちが驚くほど森林や間伐の必要性などの事柄を理解して自分の言葉で発表しており感心しました。

最後に調査場所と会議室など施設の使用に便宜を取り計らっていただいた、東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林の蔵冶先生初め、職員の方々に感謝いたします。
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