四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
四方山ならぬ四方森ばなしに花を咲かせましょう!
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山武市第2回森の健康診断報告

第2回目の森の健康診断を10月下旬を予定していたが台風18号の影響で中止せざるを得なかった。 事務局の元気森守隊より是非今年中にやりたいという 強い要望が有り、11月30日に行うことになった。 当初は林内の植物が落葉し 調査困難と予想していた。
 講師は愛知2名、茨城、栃木各1名の4人で行うことになった。
 愛知からの2名とNPO事務局2名で前日下見を行った。
 一番びっくりしたのは 杉の大木が多く、又山でなく 畑状の所に植えてあるようであった。
 植林地が全て平坦である
 


Photo1調査地点
 

Photo2林内の状況

林内から上空を見ても、地上と同じく 列間はすき間があり 株間は狭い
 当日の状況
当初開会式を道路際の駐車場で行う予定であったが、日陰で寒く 陽のあたるグランドに変更した
 事務局でヘルメットに名前とチーム別色分けが行われており判り易かった(事務局は大変である)
ピンク、グリーン、青の3チームに分かれて現地まで歩き、森の健康診断を行った。行く途中大木の切り株があり人工林であることを 昨日教わったまま受け売りで説明した。


Photo3 開会式

私の入ったところは 杉の大木で 下層植生が豊富なところを選んだ。
順調に進み、樹高測定になった時、いくら離れても樹冠が見えず、 見える所まで離れると 今度はマークのテープや竿の先端が 下層植生、枝に阻まれて 十分には見えず、苦労した。
通常は 同じ場所で 中心木、平均木を調べるが ここではだめで、各々見やすい所まで方向を変えて移動して調査した。
現地でデータの書き写しと、結果の解析を行ってきたため 昼食の場に戻るのが当Grが一番最後になってしまった。
午後 地元の長老から山武杉の話を伺った。 自慢することなく 今苦労している話や山武杉の歴史を聞き、太い杉が残っている理由が少しは分かった気がした
(山武杉 江戸への建築材供給基地、九十九里浜の漁船の材料供給、木目がきれいで建具屋さんが多い、花粉が少なく全て挿し木である、溝腐れ病が多く発生している等)

 

Photo4 地元 富谷さんの話

この後林内で伐到のデモンストレーションを当Grの女性エースが行った。女性でも倒れることが目の前で見て、ぜひやってみたいという女性が現れ効果があったと思う。


Photo5 伐到前に樹冠部を見ておく

閉会式はペレットストーブを中心に行った 各グループのデータの解析報告があり、又各グループから1名ずつ感想を発表してもらい閉会した。
 


Photo6 閉会式の様子

 
 帰る途中 長老の話に出、山武市のガイドマップにも出ている「賀茂神社の大杉」を見に連れて行ってもらった。下の枝が折れて樹脂で補修してあったが樹は健全であった。樹齢も500年、周りの環境が良いためと思われる。ただしここ賀茂神社の大杉は 説明を受けたように 山武杉ではなく一般の杉である (下の枝が太く、杉の実が沢山落ちていた)
 私の実家近くの貞観杉は根本にむろができ、根本が道路で踏み固められているためあまり今後が期待できない。

 
 Photo7 賀茂神社の大杉

最後にNPO事務所の展示場で慰労会を開いてもらい 各々戻って行った。
初めて山武杉と出合い、花粉の出ない長所を生かし、病気を克服した新しい杉の出来ることと山武市の森の健康診断や木の駅を主催するNPO元気森守隊がますます発展することを祈っています。

                  鈴木敏治    

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この記事に対するコメント

ブログ、ありがとうございます!
色々な立場から問題意識をもって参加された方が多く、主催した私達も本当にたくさん勉強させていただきました。
2月にはポータブルウィンチ研修を行う予定です。今後も多くの人が山林に関わりやすい環境を作っていきたいです!
元気森守隊 | 2014/02/04 9:41 AM
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