四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
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岡崎市長の森の健康診断ブログ転載

少し前の話。
第9回森の健康診断について岡崎視聴がブログに掲載されましたのでご紹介します。
10月20日に岡崎で開催する報告会にも市長自ら登壇される予定です。
楽しみですね。
以下、転載です。
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矢作川・森の健康診断

第9回 矢作川・森の健康診断

 6月に入ってすぐ、第9回「矢作川・森の健康診断」が行われた。一般的に、私をはじめ町で生活している人間は、森林のもたらす役割というものを十分理解していない傾向がある。そこで以下に記してみる。
 山間地の森林には、主に次の六つの働きがある。

  1. 水源のかん養――雨水を土壌に貯め、ゆっくりとろ過しながら下流へ流す「緑のダム」としての役割。洪水を防ぎ、渇水を緩和する。
  2. 土砂災害の防止――地表面の低木や草、落ち葉や木の根などにより、土壌を崩れにくくし、災害を防止する。
  3. 生物の多様性を守る――多様な野生動植物の生息・育成の場となる。
  4. 地球環境の保全――森林によるCO2(二酸化炭素)の削減作用による地球温暖化対策と空気の浄化。
  5. 物質の生産――木材、香料や染料の原料、きのこや山菜などの生産。
  6. 保健・心理作用――グリーン・ツーリズムなどで森林を訪れる人々に心の安らぎと癒しを与える。

 このように多くの効用が森林から我々にもたらされているのである。
 岡崎市は平成18年(2006年)に額田町と合併したことにより、市の全面積の6割、約23,000ヘクタールが森林でしめられることになった。しかもそのうちの6割が人工林である。人工林の多くは、戦後の殖産振興策の一貫として植林されたもので、早く育つスギやヒノキなどの針葉樹が多い。そのため今日の花粉症の第一原因ともなっている。
 こうした森林は間伐、下草刈り、枝打ちなど適切な管理と整備が不可欠であるが、このところの木材価格の低下と所有者、管理者の高齢化により、そうした手入れができていない森林が増加している。
 このまま森林が放置され続けると、国内で良質な木材を作り出すことができなくなるだけでなく、上記の森林のもつ有益な働きも失われてしまう。ことに昨今多くなっている集中豪雨による、土砂崩れや河川の急激な増水による災害の発生が心配される。

 そうした情況の中で、矢作川流域の人工林の現状調査をするために、市民と森林ボランティア、そして研究者が一緒になり始まったのが、この森の健康診断である。
 過去8回にわたるこのプロジェクトで、矢作川流域の人工林約58,000ヘクタールのうち、504地点で狄垢侶鮃診断瓩鬚こなったそうだ。この岡崎地区での実施は、平成20年(2008年)に続き2回目となる。
 私は今回朝の挨拶にうかがうまで地域の一行事であると勘違いしていたが、北は宮城県、南は福岡県まで全国から総勢220人の参加者を迎えるほど調査は大規模なものであった。中には、東京大学生態水文学研究所の蔵治准教授の指導のもと、20数名の東大の学生のボランティアはじめ、人間環境大学、豊田東高校など学生の参加もあった。
 参加者は27グループに分かれて、額田の森林の植生や木の混み具合など様々な実施調査をおこなった。その診断結果を元に、今後の森林整備計画が立てられ、額田の森林再生に活かされることになる。
 岡崎市は額田町との合併によって、市の東西を流れる乙川の水源を全て市域に含むことになった。乙川は岡崎の水道水源の半分を担う大切な川である。合併により水源地と消費地が同じ市域となったことを再認識して、これまで以上に水源地域の森林を適切に管理し、豊かな水源域を守り育ててゆくことが大切であると考えます。市民の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いします。

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この記事に対するコメント

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岡崎きこり塾「森林(もり)づくり人材育成事業」のご案内

2013年8月12日 ... 水とみどりの講演会(平成25年10月6日) ※講演会チラシはこちら↓ http://www. morinoeki.jp/download/kikorizyuku_h25kouenkai_3.pdf [講師] 蔵治(くらじ) 光一郎 氏東京大学大学院 農学生命科学研究科 附属演習林 生態水文学研究 ...

※10年ほど前、「緑のダム」が一部で話題になっていたころに蔵治光一郎先生が主導された瀬戸のセミナーに数回通いました
岡崎で聞けるのはラッキー!?
まだ席は十分余裕在り(9月27日、電話確認)
電話で申込み 0564-82-2511 森の総合駅
太田 修 | 2013/09/28 7:31 AM
岡崎市長の文章を今日始めて読みました、私は豊田市に住む者ですが矢作川森の健康診断を第1回から9回まで連続参加して来ましたので今年6月の額田支所へ集合した時の岡崎市長のご挨拶も聞きました。市長が森林のことに関心を持って駆けつけて下さったと、あの時嬉しく思いました。この9年間にはいろいろな場所へ集合し、全国から馳せ参じて来られた人たちと山の中へ入り活動が出来ました。ある年は豊田森林課の原田課長と、ある年は発起人の丹羽さんと、昨年と今年は蔵治先生と同じグループで診断活動をしました。79才の私ですが第10回も健康で参加出来たらと願っております。
後藤 信孝 | 2013/10/06 8:45 AM
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