四方森ブログ

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野見小学校(豊田市)、森健+空明け(伐倒)体験!

6月13日・14日に野見小学校(豊田市)の6年生2クラスが

森の健康診断と空明け体験(伐倒)を行いました。

 

1クラス6班の編成で行われ、森健出前隊は2日間で延べ23名の

リーダー・サブリーダー・事務局を派遣して今回の森健をサポートしました。

 

9:00 野見山中腹の御嶽神社に集合。

児童の皆さんは学校から歩いて現場までやってきました!

 

紙芝居、モリケン体操、諸注意の後、班ごとに森に入って行きました。

 

班ごとの調査では、私は1班に入りました。

1班の6人の児童のうち、山に入ったことがあるのは2人。

この割合を多いとみるか少ないとみるか…。

 

 

さて、調査が始まりました。

 

龍頭リーダーの説明を聞く児童たち。

 

植林されたヒノキ・スギにもたれながら森の音を聞いたり森の中を見回す児童たち。

 

ある男子は「この黒い物、何ですか?」と質問。

リーダーが確認すると、それはシカの糞でした。

「おーすごい!ここにもシカがいるんですね!」と興奮する児童たち。

その様子を見て、私も一緒にドキドキしてしまいました。

 

(その日の終了後のミーティングでシカの事を聞いたHさんは

 「ここまでシカが進出してきてるのか…」と落胆していましたが…。)

 

 

調査にもどりましょう。

 

児童たちは、地面に木の落ち葉がどれくらいの割合で覆っているのか、

地面に草がどれくらいの割合で生えているか、

調査範囲の中に何本の木が植林されているか、

植林された木の高さはだいたい何メートルか、などを調べました。

 

 

そのあと、3つの班が1つのグループになって、1本のヒノキを伐倒しました。

 

どのように木を倒すか説明を聞く児童たち。

 

順番に「受け口」「追い口」をノコギリで切る児童たち。

 

木から引いたロープを引く児童たち。

 

引っ張られた木はだんだん傾いて

 

倒れました。

 

年輪を数える児童たち。

 

調査を終えた児童たちは御嶽神社に戻り、感想を発表してくれました。

 

・森の中で目を閉じると鳥の声が聞こえて安らげた。

・倒したヒノキの伐り株がとてもいい香りがした!

・ヒノキの皮は茶色だけど、倒したら中が白くてびっくりした。

・ヒノキの皮を剥いだら、水ができてきてすごい!

・間伐をするのはとても大変で疲れました。

・間伐を仕事にしている人はすごい。

 

やはり、間伐の体験の後なので、それが強く印象に残ったようですね!

その率直な感動は素晴らしいと思います。

願わくは、今回の体験をキッカケに、事前の座学で学んだ事も思い出して、

森や自然のことを広く深く興味を持ってもらえると嬉しいです。

 

 

今回、出前隊に参加した私個人の感想ですが

2日目にリーダーをやらせてもらったのですが、

伝えたいことが多すぎて(イヤ、しっかり整理できてなくて)

時間がおしてしまったことが反省です。

 

次回はしっかり事前準備をして臨みたいです。

サポートいただいた龍頭さんありがとうございました。

 

とはいえ、森に入ること、こども達と関わることはとても楽しいです!

これからもよろしくお願いします。

 

(小黒泰之)

 

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松本市立奈川小で、今年度最初の学校森健(5/19)

 当日の朝、快晴で絶好の天気だが、宿の玄関ではストーブがたかれている。さすが標高1000m以上の地である。しかし、おかみさんは「今朝は暖かい」と。宿の近くには、平地より1ヶ月遅れの桜が咲いている。

 

 さて、今年の奈川小森健は4・5年生の5人。調査地は昨年と異なり、町会林である。しかも、その森の下方には元の保育所があり、ここは34年前の台風10号の大雨で、2つの川が合流した地にあったため、被害に遭い、現在は廃校になっている。

今年、解体されるそうだ。大雨が流したカラマツなどによる被害や森林の公益的機能を伝えてほしいという依頼があったので、紙芝居の内容を膨らませて実施することにした。

 

 朝9時集合の予定だったが、その10分前に子どもたちは到着。紙芝居の後の森健体操について、振り返りの感想で「体操がおもしろかった」「体操して元気になった」と述べていた。飼沼さんの指導が上手だったということである。その後、森に入り始めると、唯一男子のマサが「(森の中は)久しぶり!!」とつぶやく。

午前中3時間の短縮バージョンで進めて行く。調査地は25°の傾斜で北東向き。カラマツ林のため、樹高は高いものの、空が意外とよく見える。

  

陽がよく当たっており、植草は豊かである。前日、地域の植物博士の80才の方に草木名を尋ねておいたので、受け売りだった。100屬△燭蠅遼椰瑤7本。

 

 次は伐倒。前日の準備段階で、調査地近辺の木は樹高が高くて混み合っているので、少し上った地で、樹高が低めの木を選んでおいた。中心木はプラス5mだと伝える。そして、ロープを引く場所は上の道路に設定しておいた。目測による樹高測定すると、子どもたちは12m・13m・16mといい、館長さんは20m、担任の先生は18mである。

 

誰の目測が当たっているかを楽しみに伐倒に入る。斜め切りは朝の準備でチェンソーで切り込んだので、水平伐りから開始。ほとんど初体験の子どもたちの中で、マサは父親が以前大工だったというだけあって、手ノコを小刻みに動かし、上手に伐り進んで行く。受け口を伐り落とすと、臭いを嗅いだマサが「いいにおい!!」

 

追い口を伐った時点で、上の道路に上がり、ロープを引く体勢をとる。

「ヨイショ!」「ヨイショ!」 すると、ミシミシと音がして木が倒れかかり、見学の大人たちから歓声が上がる。ところが、先端が掛かり木となると、「あー、あー」 ツルを少し伐り落として、再チャレンジするものの、倒れない。

 

そこで、反対の谷側にもロープを掛け、そこには飼沼さんと担任の男性がつき、上方の子どもたちが揺らすのに合わせて、谷側に引き落とすことにした。その準備の間に、子どもたちには、まとめと感想を書かせた。5人とも、最後の感想欄のページ一杯に、書き込んでくれた。

準備が終わったところで、子どもたちがロープを引いて揺らし、谷側でも強く引くと、引っ掛かった木の枝を折りながら、見事に倒れ込んだ。大人たちの間から、拍手が起こり、子どもたちも手を叩く。

 

空開けを確認した後、樹高を測ると21mあり、最も近いのは館長さんの予想だった。年輪を数え始めた子どもたちが「45才!」というと、担任が「先生の年と同じだ」と受け答えする。切り株の皮をめくっていたマサがなめ始め、「おいしい。でも、ちょっと苦い!」女の子たちも、皮めくりを始め、ツルツルの肌を気持ちよさそうに撫で始める。皮の下がぬめっていたのが、驚きだったようだ。最後に、カラマツの混み具合を確認すると、樹高26mで7本は【混みすぎている】ちょうどよい本数は3本で、4本伐る必要があるとわかった。

 

最後の振り返りでは、以下の感想を述べてくれた。
「家でも伐ってみたい」(マサ) 「森の手入れをしないといけないことが分かった。」「私が木を伐っているとき、応援してくれてうれしかった」「予想よりも木が高かったので、驚いた」
                                            (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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岡崎市立下山小で、今年最後の学校森健(11/2)

複式学級の5・6年生9名(6年2名で、5年が7名)は、プール横に元気な姿を見せてくれた。

初めの会では、前回(7/12)の森健を振り返ったところ、質問によく答えて、意外とよく覚えていた。

 

その後、2グループに分かれ、我が班5名は前回の調査地近くで、前回の復習をくわしく行った。

 

さて、本日の伐倒木である。子どもたちは「ちぃさー」と言ったが、直径は20cm程度。辺り一帯は森林組合が伐採した後なので、適当な木が少なく、今回は斜面の角度やロープ引き場所を考えて、倒し易い木を選んである。

 

目測による樹高測定を試みる。

子どもたちの答は、12m・13m・14mである。

 

 

いよいよ、伐倒開始。やはり斜め切りは手ごわい。

この頃になると、冷たい風も吹いてきて肌寒さを感じたため、待っている子どもたちには丸太材を伐る練習をさせた。その成果か、受け口の水平切りは意外と早く片付いて、伐り取ることができた。

 

しゃべり合いの中で、子どもたちは綱引き大会で優勝したということを聞き、(寒さもあったので)受け口を伐り取った時点で、ロープを引いて倒すことができるかを体験させた。

「よいしょ」「よいしょ」と、綱引きの手順で引くものの、しなって傾きはするものの倒れない。受け口を伐り取っただけでは倒すことは無理だと、実感したようである。


そこで、追い口を伐るように指導する。ところが、寒さのためか、1人を除いて全員がトイレ休憩。Hさん一人が追い口を伐り始めるが、この頃になると大分伐り慣れてきて、速い、はやーい。


全員が戻って来る頃には、ほとんどを伐り終え、2人が追加で伐ったところで、ロープを引くと、いとも簡単に倒れてしまった。

 

 

樹高は19.75mで、子どもたちの目測は全て間違い。前回調査で100崚たり8本だったので、【ちょうどよい】エリア。やはり間伐されていた結果だと、納得できた。また、枝下高は13.45mで割合は0.68となり、これ以上太らない木だったということも理解できた。ちなみに年輪を数えさせたところ、44歳。

 


最後の振り返りでは、以下のような感想を述べてくれた。
「細い木だったので、簡単だと思ったが、やってみると斜めがガタガタになり、難しかった。」「受け口だけでは倒れなかった」「斜め切りは難しかった。昔の人は大変だと思った。」さらには、「私の裏の山は、とても混んでいるので、今日のことを生かして調べたい。」        

                                               (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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小渡小学校 学校森健◆ 10月13日(水)

まだ10月なのに 寒さを感じる朝でした。

小渡小学校の5年生 7名が元気にやってきました。

今回は7月のやり残した「空開け体験」が主な活動予定です。

 

活動場所は 7月に森の健康診断を行ったところです。

森の天井まで届く ちょっと手ごわい木を選び みんなで伐倒に挑戦です。

 

この日は世界の各地から応援団がやってきました。

   ※名古屋大学に留学中の3人の女性(ジンバブエ、マダガスカル、ミャンマー)と教授や関係者のみなさん総勢7,8名???

 

ちょっと緊張しつつ 心強く視線を感じて 受け口を切って 追い口を入れて 7人でロープを引いて見事伐倒?☓〇▲?

一つ目の掛かり木は みんなの力で無事通過。二つ目の掛かり木は応援団の3人の女性が加わってもびくともしない・・・

 

                                                    

そこで リーダーと運転手のおじさんさんが 大人の技で「えい!やぁー!」と横に引き見事伐倒。

子どもたちから「僕らの手柄が・・・≫」とのつぶやきが

森健スタッフとしては 少々悔いの残る一日でした。バスに乗って帰る子どもたちの笑顔が素敵でした。

 

 

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子ども森健 出前授業 長島小学校 2016.10.11

日時:2016年10月11日(火) 9:00〜15:00
場所:岐阜県恵那市
対象:5年1組 34名
組数:6班
講師:12人(1班2名体制)
サポート:学林さん
協力:岐阜県、恵那市

今日は朝から冷え込んで肌寒い一日となりましたが、天気はこの処の雨から一変して秋晴れになりました!

出前隊メンバーは生徒数に合わせて12名の体制で臨みました。
生徒さんたちが到着して、全体挨拶、出前隊自己紹介を終えて、森健をおこなう前の諸注意と新モリケン体操で幕を開けました。

         

 小生は、スクール森健出前授業デビュー。これまでプロジェクト会議や研修会で重ねて検討してきた内容の実践です。大人の森健とは、ひと味もふた味も違う貴重な経験となりました。
担当は5班のリーダー。安達さんがサブリーダーに地元学林さんもサポートについていただけました。
男女6名の生徒さんたちが、森健調査を主体的に、飽きないよう、集中できるようにとあれこれ考えて進めましたが、冷や汗と脂汗がいっぺんに出て、ぐっしょりとグッタリ・・・ 笑
メニューは、森を感じ、山の状況を調べ、草木を採取、植栽木の直径・樹高計測と混み具合を調べ、手ノコによる間伐。みんなで力を合わせて引き倒した時には、大歓声!

    

    
最後に、伐倒後の木の年輪を数え、空を見上げて「空あき」体験、そして適正林分にするための選木に自分が残したい木を選んで抱きついてもらいました。

また、振り返りの会では、各班から調べた結果の報告と感想を発表してもらい、みなさん一日タップリと森の健康診断について、山や森林のことについて学んでもらえました。

最後に総合隊長の高橋さんから、今日自分の体験したことを、お家の人や次に授業をする2組のみんなに話してもらい、自分たちの学校林の木を利用することも考えてくださいと締め括られました。

これを機会に自分たちのふる里の山と暮らしについて、考え活かしてもらえたらと思います。

   現場報告:樹とワン

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長島小で 座学&丸太切り(10月5日)

2限目の大集会室での座学には、5年生67名全員が出席。出前隊(5人)や地域の学林さん
(10人)などの自己紹介後、パワーポイントを使って授業を進める。

最初の質問「日本の森林の割合は?」から、「2/3」「2/3」というつぶやきが聞こえ、
ほとんどの子どもたちが正解に挙手していた。2問目の「森の働き?」についても、
「水」「緑のダム」「材木」「二酸化炭素」はては「光合成」の発言も出て、子どもた
ちの森林学習意欲は、Max!
(後で、担任に伺うと、1学期から林業についての授業はしていたそうだ)
3問目の「2種類の森は?」という紙芝居の絵を見せると、初めは「色づいている林」と
「緑色の林」というつぶやきが聞こえたが、その後には「人工林」と「原生林」と発言。

診断用具の中で直径巻尺だけを取り上げて、その使い方を説明した。直径はわかったが、
「森の中でどこで使う?」と尋ねると、「木の太さを測る」と返答。輪切りした丸太で
説明したが、子どもたちに実測してもらった方が理解が深まったと反省している。

木曽川や矢作川の名前も答えていたし、2000年の豪雨時に1階部分が水没した小渡小や
総合体育館・流失した幼稚園の画像では、驚きの声が上がった。
(後で、PTA会長が話しかけてきて、当時は上矢作に住んでおり、大変だったことを思い
出したとのこと。また、下流地域の当時の様子もよくわかった、と。)

「自分の家が山を持っている子?」と聞くと、20名程度が挙手したが、家の隣に山が
あるなど勘違いした子がいると、後で担任から聞いた。実際は4人程度かな…とも。

最後に、「不健康な森はどうする?」と聞くと、「木を伐る」「間伐する」と答えていた。

3限目は、中庭に出て、班毎に丸太切り。


先週末から台風の影響を心配したが、この日は時々陽が射して眩しいほどの好天気。
最初は恐る恐るの切り始めだった子どもたちが、学林さんや出前隊の面々の指導により、
軽やかに切れるようになり、最後には「もっとやりたい!」という声が上がるほど。

途中で、樹高測定を見越して、校舎の高さを質問に入れた。最初は5m〜31m以上と幅広い
予想だったが、校舎に釣竿を立てかけたところ、実測に近い答えを出していた。

意欲的な態度を来週からの本番に持続するように伝えて、2時間の授業を終えた。

ドラゴンヘッド(龍 頭)

 

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小渡小学校で学校森健 7月7日(金)

小渡小学校 5年生7名と出前隊3名(鈴木、筏井)飼沼正敏、で森の健康診断に取り組みました。

豊田市の旭地区では6月に敷島小学校も 森の健康診断を行っています。

調査地は敷島小と同じ 平成24年に廃校になった旧築羽小学校の裏山です。

今回の活動では 森の健康診断のフルバージョンのうち伐倒(空開け体験)を残して

木の高さを目で見て測るところまで取り組みました。

秋にもう一度取り組む予定です。その時は 伐倒、混み具合の診断をします。楽しみにしていてください。

調査地は急な斜面で 子どもたちはちょっとした移動にもおっかなびっくりで 

普段の生活(平坦なところ)とは勝手が違うのか無口で 行動も控えめでした。

ところが 山から下りてからの「ふりかえり」では 平らなところで安心したのか途端に元気が出てきて

どの子も 活動を振り返って たくさん発言してくれました。

秋の「空開けの体験」が楽しみです。

  

「ふりかえり」の後 旭高原にある旧築羽小の学校林で よく手入れされた

スギ、ヒノキの人工林を見学して 小渡小に帰りました。

また秋に会いましょう

                   (飼沼正敏)     

 

                 

 

 

 

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敷島小学校で学校森健(6/24)

梅雨空を心配していたが、どうにか持ちこたえ、時々陽も射すという好条件で始まった。地元の根っこの会の会員が運転したマイクロバスで、6年生12人が9時前に、現地に到着。12人を2グループに分け、フルバージョンテキストを使用して、伐倒無しの午前中だけの森健である。山は、旧筑波小の裏山(旭八幡町)で、3人だけが1年生の頃に通学していた学校。

写真は、活動開始前の集合写真である。



紙芝居・準備体操を終え、森健開始は9時半頃であった。紙芝居の時尋ねたが、ほとんどの子どもたちは山持ちの家であり、全てがチェンソーを見ている。また、「森にはどんな役割があるか」を尋ねると、「(きれいな)空気」「水をためる」「土砂崩れ(を防ぐ)」など、森のことをよく理解できており、意欲的な姿勢がみられた。

 

 


ところで、私の班は男子4名・女子2名の6人である。森を感じる学習では、「鳥の声が聞こえた」「風がふいて、葉っぱの音がした」などと書き込み、「周りの木には上の方にしか葉っぱが付いていない」「上の方(山側)は明るくて葉っぱが多いが、周りは薄暗い」などと述べていた。調査地は35度のやや急斜面で、下草がほとんど生えていなかったが、植生調査ではヒサカキやスギ・ヒノキの苗など17種類の木を見つけ出していた。

円の面積については算数で学習したばかりなので、100屐1aを振り返り、本数数えをした。結果は22本で意外と多い。つぎに、胸高直径の計測。全員の目前の木の円周を測らせると、66cm。「では、直径は?」と問うと、早速 円周率3.14で割る筆算を始める。意外と早く、21.01と答える子がいる。そこで、直径巻尺の裏側を見せて、21.0cmなど、0.5cm単位で記入された物差しが書かれているネタをばらすと、「早く言ってよー」と叫び声…。その後、一人1本だけの直径を計測する。
それから、振り返りをして感想を書かせた。
しかし、目測樹高を計算していなかったので、急いで測らせると、8m、10m、12m、14mとバラバラであった。これは、樹冠と根元がよく見える場所を前もって、決めていなかったという反省である。グラフから混みぐあいを調べると、「かなりよい」「ちょうどよい」「やや混んでいる」とばらついてしまった。

 


全体では、隣りのグループの樹高は16m・23本で、「混み過ぎている」状態だった。最後の感想では、「森のことが少しわかった」とか「森を感じるで、鳥の鳴き声などが聞こえて新鮮だった」「初めて調査して、おもしろかった」などと述べていた。さらに、「ウチの山でも、同じように(森健のやり方で)調べてみたい」という積極的な声もあった。 終わりに、今日の学習を振り返って、「森の役割をこれからも考えていってほしい」と述べて、ここでの学習を終えた。

 

 


その後、子どもたちは、旧筑波小の第一学校林(旭高原への道中)に出かけ、手入れを行っていた人工林がどうなっているかを見学した。スギやヒノキは60〜70年生で、旧筑波小の裏山と比べ、直径の太さや樹高の高さ・たくさんの下草など、その違いに驚いていた。また、子どもたちの名前を記した札が地面に立てられており、「自分の名札を探しに行く!」と勢いよく飛び出していく子どもたちがおり、山の手入れの大切さを実感していたようである。

 


この後、担任の先生から、「今日の学習を振り返りながら、出前隊に再び電話して、次のお願いをしたい」という提案があり、この日の学習を終了した。        
                                                                                                                                  (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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岡崎市立生平(おいだいら)小学校で、今年度最初の学校森健(2016/6/6)


5年生8人+6年生9人の計17人を3グループに分け、9時〜14時半のフルバージョンテキストで行う。山は学校の裏山で、運動場から歩いて5〜6分。さらに、今回は額田木の駅プロジェクト2人と水守森支援隊3人がサブリーダーとして参加し、リーダー研修を兼ねるという初の試みである。


9時からの開始予定が若干ずれてしまったが、あいさつ・紙芝居・準備体操を終えて、森健開始は10時前であった。紙芝居の時尋ねたが、チェンソーを見た子どもが数人おり、全ての子どもが手ノコを使った経験がある、と答えたのは驚きであった。地域活動の一環として、竹を伐採するなどで手ノコを使わせたそうである。

 
ところで、私の班は5年3名・6年3名の6人である。森を感じる学習では、「鳥の声が聞こえた」「葉っぱが風でこすれる音が聞こえた」などと書き込み、「地面に草や木が所々見える」「天井が葉っぱで隠れている」などと述べていた。


植生調査など森のようすの観察は楽しく進めることができたが、方位磁石の見方を忘れている子どもがいたり、100屬1aさらに1haの関係がわかりにくかったりなど、午前中はじっくりと指導できた。



午後からの伐倒学習では、斜め切りに手こずり、その難しさが理解できたようだ。また、ロープを引いての倒木作業では隣りの枝に掛かり木となり、難儀してようやく倒すことができ、1本倒す難しさを体験できた。空開きを確認した後、ヒノキの皮をめくると意外と簡単にめくられることがわかり、次々とめくり出し、なめてみると「おいしい」「いや、ちょっと苦い」など様々な感想を述べていた。ちなみに、年輪は35歳で、親たちとほぼ同年齢という結果になった。



グループのまとめだが、植栽木調査では100崚たりヒノキ18本で樹高は15.56m、「やや混んでいる」という結果になった。全体の感想を尋ねると、「伐った後は、ポッカリと空が開いた」「(後5本伐倒すると適正になるが)もっと空が開いて陽が当たるようになる」などと答えていた。

全体では、3グループの樹高はいずれも15m強、100崚たり18本・17本・14本で、「やや混んでいる」と「ちょうどよい」であった。感想では、1本倒す難しさや、空開き、などが出ていた。最後に、今日の学習を振り返って、【森の役割】を尋ねると、「(運動場と比べて)森の中に入ると、涼しかった」と答えていたので、「もっとたくさんの役割があるので、これから考えて行ってほしい」と投げかけ、2時半に終了した。

講師陣の反省会では、フルバージョンで行うと、時間の余裕があり、子どもたちを急かすこともなく、ゆったりと取り組むことができたという声があった。
                                                                                                                          (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)
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森健出前隊 12/14旭・敷島小で、今年度第3回森健

「リュウトウさん! 手ノコは持った?」

子どもたちを連れて先頭で、山に入る道を上りかけた時、Iさんからの一声。ドキッ!
「あっ! しまった!」 急いで、杉本の事務所に入って探すものの、見つからない。手ぶらのままで追いかけると、ちょうど授業を開始したところ。我々の班はKさんの手持ちノコを使用し、隣りの班もSさんとOさんの手持ちノコで実施。 ホォッ、と。
授業用の手ノコ忘れを含め、Oさんへの連絡不足や30m巻尺の用意など、ドタバタで始まった今回の森健だった。

 現場ではまず、手帳を開けて前回(10/15)の振り返りをしたが、子どもたちの反応は鈍く、忘れていることが多い。その後、我々が選木した5本の中から、子どもたちにどの木を伐倒したらよいかを選ばせた。前回の伐倒木は樹高がやや低かったので、今回は高くて幹に曲がりがあるヒノキを選んだ。伐倒方向は、マツとヒノキの間3mほどの狭い空間である。
いよいよ、手ノコ切り。受け口の斜め切りはKさんが示した方向に、5人の子どもたちが回数を唱えながら伐り進んだ。意外と上手に伐り進み、水平切りをして「受け口」を切り落としたところで、拍手、拍手。中でも、Mチャンの手振りがよく、心地よい音とともに木くずが元気に飛び出していた。追い口もうまく切り進み、いよいよロープ引き。
 この日は、ひまわりテレビの取材があり、カメラマンがロープを握る子どもたちを映している。
ロープを強く引くと、架かり木にならずに、大きな音を立てて倒れていく。またもや、拍手、拍手。

 樹高は約17m。(隣りの班は、約20mで、樹齢は67歳)  Kさんの指導で、手帳の「混みぐあい早見表」を見ると、【やや混んでいる】状態で、適正にするためには3本の伐採が必要ということが分かった。今日はその内の1本を伐倒したことになり、後2本を伐倒すると、空開けがどうなるかも、想像してみた。子どもたちは、「大分、陽が当たる」と答えていた。


 その後、木の駅の活動を行った。玉切りしてある材を子どもたちが協力して軽トラに積み込み、Sさんから子どもたちに【1モリ券】が渡された。(写真)

  終わりの会で、我々への感謝の言葉とともに、【1モリ券】を返却しようとする、オドロキの場面もあり、楽しく活動を終えることができた。
                                                        文責:ドラゴンヘッド(龍頭喜久雄)


 
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