四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
四方山ならぬ四方森ばなしに花を咲かせましょう!
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思わぬところで「森の健康診断」披露(2)

「森の名手・名人フォーラム」2日目の10月12日、夕食時後半に主催者の方が「名手・名人の他に色々な人に来ていただいているので代表して何人かに自己紹介いただきます。」とのことで指名されました。
 そこで矢作川水系森林ボランティア協議会のことを簡単に話し、特に「森の健康診断」のことを強調して話しました。話が長くなるので、「興味のある方にはお話とリーフなどがあるので、別室で」と切り上げ、隣の部屋へ。 7,8人の方が来て下さったので、森健リーフやweb-gisのリーフ、子どもの森健調査手帳、報告書、書籍などを広げ、店開き。天然林と紅葉
 皆さん、熱心に聞いてくださり、とても嬉しいことでした。本2冊、第3回の報告書2冊を買っていただきました。
 驚いたのはその後でした。一人の男の子が「ぼく、自分で道具を揃え、調査してみたんです。」という。スゴ〜イ!びっくりしてさらに聞けば、彼は高校2年生、「学校の課題でレポートを書かなくてはいけないので、環境問題をあれこれインターネットで調べていて「森の健康診断」のホームページに出会いました。そこで調査マニュアルをダウンロードし、グッヅも大体揃えました。直径巻尺はないので、円周を測って...。傾斜角度計は、お店で見つからなかった。」など等。
 さらに「夏休みに8箇所調査してあるので、あと2箇所やる予定です。」と言う。 ウーン!スゴイ!スゴイ!
 コンベックスを使っての樹高測定がよく分からないと言うので、やって見せ、矢作川方式の「尺蔵君」の原理の載っている第3回報告書を思わずサービスしちゃいました。
 最後に「森の健康診断の事を聞けて、無茶嬉しい!このフォーラムに来た甲斐がありました。」と言う。何とニクイ子だろう!
 (僕らにとっては、この「森の健康診断」HPを立ち上げた甲斐があった、というものです。ネッ、イカさん!)
 その内きっとデータをアップしてくれますよ。またチャンスがあったら、愛知へ呼びましょう。
森紀行 | permalink | comments(0) | -

思わぬところで「森の健康診断」披露(1)

 10月11日から13日まで長野県の上松町で行われた「第2回森の名手・名人フォーラム〜木の匠から森の文化を学ぶ」(NPO法人共存の森ネットワーク主催)に参加してきました。これまで7回行われてきた「森の聞き書き甲子園」に関わった高校生OBや名人たち、一般参加者など80名を越える人が全国から集まりました。
 「木のいのち・木のこころ」と題した基調講演、名手・名人の記録映画とパネルディスカッション、赤沢休養林見学、手入れの行き届いたヒノキ人工林の見学など盛りだくさんの内容の3日間でした。
 その2日目の午前から午後にかけては、国有林の赤沢自然休養林の見学。通常は入ることの出来ない「学術探求コース=奥千本・千本立天然林」に入りました。300年超の天然ヒノキやサワラの林に圧倒されると同時に、ある場所では下層に育つ陰樹のアスナロがいずれはヒノキを制圧するのではと危惧されているとの問題点も聞ききました。
 僕の班のガイドは木曽森林管理署の署長さん、その説明に聞き入りながらの見学。千本立のちょっと空の開けた明るいところへ来て立ち止まり、「ここでは300年のヒノキが立ち枯れています。なぜでしょう?」樹高30数m、胸高直径50〜70cmのヒノキの大木が林立する「千本立」。箒のように上方に枝を広げて枯れた300年生のヒノキ
 「混みすぎなんですかね。」と答えると「当たり!」と署長さん。
 「ちょっと試してみましょうか?」と背中に隠していた4mの釣り竿を取り出し、目一杯両手を伸ばし半径5.65mを作りグルッと回す。6本。樹高30数m。頭に巻いていた「密度管理手ぬぐい」を広げ、グラフの見方を説明、「ここでは4本ぐらいにしないといけないんでしょうかねえ。」
すると署長さんを含め皆さん「う〜ん、なるほどねえ!」と納得顔。
 写真で分かるようにここでは枯れたヒノキは、みな枝を上に向けている。横へ伸ばせないのでやむなく上方へという感じ。やはり混みすぎなんだ。立ち枯れが出来て下層木が繁茂した林
「300年以上生きてきたのに何故今?」という疑問は残る。後で見た説明板には「環境的か人為的か、原因は未解明である」と書いてあります。単純には解釈できないんだと、これまた納得。立ち枯れで空が開き、下層植生は他の場所に比べて一層豊かになっているのは確かだけど。
 思わぬところでの混み具合診断、これがキッカケで夕食時の特別紹介に繋がっていきました。そしてさらに嬉しい出会いと驚きに!それは第2部で。
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