四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
四方山ならぬ四方森ばなしに花を咲かせましょう!
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塩尻・宗賀小4年生に(2018/10/11)

 9月21日雨天延期により、この日に実施する。ただ、この日も週間予報では雨模様で、気を揉んでの塩尻行き。しかも、7月終わりに実施した・宗賀小教員研修の調査地は現在、伐採が進められ使用できず、新候補地で行う予定である。

 前日、新調査地に出向くと、森林公社の方々がテントを二張り、隣に屋根代わりのブルーシートも用意し、万全の雨対策を行っている。さらに、奥の道路端には簡易トイレを2台設置するなど、その手際の良さと確実な準備態勢に、脱帽……。

 我々は5班の調査地、そして伐倒は3班で行うことを決め、補助ロープを掛けるなど、粛々と準備した。後は翌日の好天を祈るのみ。

 当日の朝、車中からは山の方に霧がかかって心配したが、現地は曇り空の下、子どもたちを待っていると、9時頃に31名が元気よく到着。
 我が班は、男子4人と女子2人で、ヘルメットには男子は生真面目に自分名だが、女子は「ホノピー」「うらちゃん」と書かれており、班内の様子が窺える。

 

 

 

 A【森を感じる】では、「鳥の声が聞こえた」「意外としーんとして、自然を感じた」などと答えてくれた一方で、「車の音が聞こえた」とも言ってくれた。というのは、西側200m程先には国道19号線が南北に通っており、トラックや車がひっきりなしに走っている。
 B【植生調査】 腐植層が2cmで、土を触らせると「つめたい!」との声。腐植層との違いが理解できたようだ。一方、木はタラの木・スギ・ツゲなど9種類で、草はシダなど6種類。
 C【混み具合】 100屬量明僂鮨劼佑襪函◆10m×10mの正方形」「きのう、勉強した!」との声が上がった。元気な男子が低木などを潜り抜け、1aを示す円ロープを張ってくれた。さて、本数は11本で、中心木の目測樹高は15.3m。混み具合は「ちょうどよく」て、間伐の必要なし。ただし、既に間伐した切株が見られ、それらを入れると、以前は「混んでいた」ことが分かった。
 伐倒は隣の1班の地で、12人が一緒に行うことにしてある。斜め切りには手こずっており、二周りしたところで半分ほど、ドングリプロジェクトや公社の大人に助けてもらった。追い口も伐りこみ、いよいよロープ引き。「(大人に頼らず)自分たちだけで引く!!」という強い口調で、2〜3度の強固な枝抜きをクリアして、どうにか倒せたときには、自然と拍手が起きた。樹高は15.85mで、樹齢は22年と若かった。

 この日の感想を班内で尋ねると、「協力してやっとたおせて、よかった」「今日習ったことをママに報告します」など。

 最後の全員での「振り返りの会」では、「今日は楽しかった」「山に少し関心を持った」「また、(森健と伐倒を)やりたい!!」と大声で答えてくれた、宗賀小4年生31人だった。

 心配していた雨だが、昼頃にパラッと来ただけで、予定通りに全ての活動をやり終えた。

帰路、恵那山トンネルを抜けて岐阜県に入ったところで、土砂降りにみまわれた。 
                                       (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

 

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2018不二聖心女学院_間伐体験

JUGEMテーマ:学問・学校

 平成30年9月6日 静岡県裾野市の不二聖心女学院高校生の皆さんと「間伐体験」を行ってきました。不二聖心女学院では高校1年生の授業の一環で毎年春に「森の健康診断」で森の状態を調べます。そこで森の状態を良くしていくために「間伐」が必要であることを学び、秋に「間伐体験」を実践します。

 

 約70名の女子高生の皆さんが参加。森健出前隊からは鈴木統括リーダー始め、小山、佐野、飼沼、西川、鬼頭、鵜野、和氣島、恵比根の9名がサポートを担当。間伐体験ではしっかり安全を確保するためにも各班でのサポートの人数確保が必要です。そこで午前と午後の部でそれぞれ3班各12名に対し、出前隊は各班3名ずつ付く体制としました。

 


 しかし一本のヒノキを12人で伐る?確かに力の結集に越したことはないが、1人ひとり伐る順番待ちで空白の時間が多くなりはしないか?せっかくの体験を少しでも楽しく味わってほしい、どうしよう?そこで考えました、春に学んだ樹高測定の復習を盛り込む。班の中で6人、6人に分けて伐倒するヒノキの樹高測定とノコでヒノキに受け口、追い口を入れるのを前半、後半入れ替えで行う。これなら伐る順番待ちも短くなるし、実際に伐倒するヒノキの樹高を予測し、その後伐倒したヒノキを予測とあっているか確認することもできる。一石二鳥の自画自賛。さてさてどうなるか。

 

 朝方出前隊は午前と午後伐倒するヒノキにロープを掛けて準備。さてさて予定の時間です。学舎から現地入り口に笑顔で集合。あいさつを終え皆さんにヘルメットを着用してもらい、各班の場所へいざ出発。

 予定どおり各班で6人ずつに分かれ樹高測定チームと伐倒チームとなります。樹高測定チームは斜面を上り、伐倒するヒノキの先端が見える場所へ移動。伐倒チームはまず伐倒するヒノキの元で上を見上げてもらう。混み混みの枝葉を確認した後、ヒノキにノコを入れ受け口を作り始めます。

 受け口、追い口含め半分ほどノコ入れ作業を終えた段階で、樹高測定と伐倒を交代。あらためて上の混み混みを確認してもらってからノコを入れていきます。受け口、追い口を完成した段階で、ロープで引く場所へ12名が集結。「せーの!」の声で12名が「よいしょ!」と力を合わせて引っ張る。「せーの!」「よいしょ!」、「せーの!」「よいしょ!」。さすがに12名の力の結集。隣りのヒノキの枝を押しのけ押しのけ倒れていく。最後は「ドーーンツ!」と倒れるヒノキの音に「おおおーーーっ」と歓声。

 感激もひとしおのところで伐倒したヒノキのそばに集まってもらい、上を見上げてもらいます。ぽっかり空いた空間に「わーっ明るい!」「へーっ!」との声、森が変わるその瞬間を実感して頂きました。

 陽が射していろいろな植物が根を生やすことが土砂崩れにも強い地面を作ることを解説し終了。 集合場所に戻り、間伐の必要性や少ない時間の中で経験した森への思いを語ってもらいました。午後も同様に行い、森の中での実体験は無事終了。引率の先生方のご協力にも感謝いたします。


 後日頂いたラブレター?には「10年後にまた木を伐りたいです」などうれしい言葉もありました。この貴重な経験が生徒さんたちの何年か先にどう芽吹いていくのか、先生たちと見守っていきたいと思います。

恵比根 美明   

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敷島小で、下見と森健調査(2018/5/21・6/13)

【5月21日・子どもたちと山体験】
 6年生は男子3人・女子1人で、出会い時のヘルメットにはニックネームが書かれている。「○○チャンネル」や「V」など…。これを見ただけで、(この子たちとは楽しくやれそうだな)と感じる。弘法山への途中でも、乗りがよく、「スギとヒノキの葉っぱの違い」など、すぐに受け答えする。
 さて、この日は、森健の下見場所の確認と疑問点の洗い出しである。疑問点は、.汽気斑櫃琉磴い? ▲螢垢凌べ残しのエビフライをたくさん見つけたが、どうして切株の上で食べるのか? A靆擇筌ノコの名前を知ったが、ウルシ・コシアブラ・タカノツメ・ヒトクチダケなど、もう一度調べてみる せ鈎罎旅睫擇、倒木しそうなくらい曲がっていたのはどうして? イ泙拭△修涼呂忘戮す睫擇多かったのはなぜ? 

【6月13日・森健で調査】
 朝8時半に駐車場に着くと、時間変更で午後に実施とか…。午前3時間の「フル版・ラクラクコース」が、2時間「スピードコース」になる???
そこで、現場に出向き、5m方形枠と、100屬琉呂い鮑遒辰討く。

 

 午後1時半に子どもたちと向き合い、弘法山に向けて出発する。道中で、下見の折に出した宿題の答えを聞くと、一人一問の課題として調べたそうだ。「細いヒノキが多いのは地面が痩せているから」「梢が曲がっているのは、雪の重みのせいだと思う」…、よく調べた後がわかる。(子どもたちはネットで調べたことを印刷物にしてあり、帰校後、確認した)

 

 調査地に入る前に、紙芝居をしたところ、2000年の豪雨で沢抜けした写真を見た女子が、「この絵、見たことある」という。ネットで調べ物をした時に、目にしたようである。森健への意欲の表われといえよう。

A【森を感じる】では、「鳥の声が聞こえた」「虫の音が聞かれた」など。「地面が枯れ葉でやわらかい」→別の子「腐葉土になってるんじゃない?」「周りには、スギ・ヒノキ・コシアブラがある」(葉っぱを見て、樹木名が識別できている)などなど。
B【植生調査】 腐植層が3cmで、木がコシアブラ・サクラ・ソヨゴなど22種類、草はシダなど3種類。
C【混み具合】 胸高直径を測っている間に、100岼呂て發遼椰瑤鯡曚辰匿瑤┐討い浸劼「16本ある」と言い当てる。

その後、樹高を目測する。なかなか難しそうだったが、口々に「(つりざお4mの) 4倍!」と答え、17mを共通認識にして、早見表で調べると、「やや混んでいる」状態。(リーダーは5倍で21mだったが…)

 3時過ぎになったので、この日の感想を一人一人に尋ねる。「木の高さの測り方が自分たちでできると分かって、ビックリした」「やや混んでいる状態だったので、もっと伐らなければいけないと思った」など。

 9月には実際に伐倒して、樹高の正確さを確かめようというと、「やろう!」「やろう!」「先生! 今度は午前中3時間、とってよ」と担任に迫る子どもたちだった。意欲満々である。
                      (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

 

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松本市会田中の裏山で、出前 (2018/5/26)

 

 

 

長野県なのでカラマツ林を予想して現地に向かうと、周りの山々は枯れたアカマツ林に覆われている。中には道路にせり出すように林立しているものもあり、危険を感じてしまう。

 

調査地は中学校の校舎裏にあり標高710mで、細目のヒノキと雑木が混在した狭い森である。ヒノキの下枝が多数せり出しており、栗の大木がそのヒノキの上方を覆っていたり、低木の雑木が数多く見られる。

この日の参加者は、eeネット中信・八ヶ岳自然文化の会・寿さと山くらぶ・森倶楽部21の皆さん15名である。3班に分かれ、子ども森健の短縮版手帳で、森健開始。私の班は、リーダーとサブリーダー以外、参加者は4名。写真は調査地の森をバックにした集合の様子である。

 

A.『森を感じる』では、3班同時に「目を閉じ」て、耳をすます。「鳥が鳴き合っており、時々カラスの鳴き声が聞こえる」また、「周囲は暗く、陽の入りが悪い」「下枝が多く、雑木が多い」などなど…

 

B.『植生調べ』 25屬離錺内は「クリなどの落葉が全面を覆っている」「自然に生えた草木はほとんど見当たらない」。一方、土を掘って腐植層を測ると4〜5cmと深めで、土との感触の違いを感じてもらう。ワク内の草木の数は、草2種類・木がクリの幼木など5種類だった。
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森の健康診断出前隊IN不二聖心女子学院 2018/5/16

 ここでの活動は、毎年(2009年から・・たぶん)行われています。高校1年生の総合学習で森の健康診断とその調査に元づく伐採体験(秋)です。梅組、さくら組、午前午後に分かれ6班づつ(各班6−7名)。内容は森の体感(1分間の瞑想)林分調査(植栽木ヒノキの直径と樹高)できればば植生調査(植物の種類数現地の状況など)をします。

 場所は、富士山が見える裾野の広大な学院内の森。生徒は校舎から歩いて5分で来ます。「森の中に入ったことある?」・・「オリエンテーリングで登ったよ。あとはない・・」と。やはり高校生は最近の山などのあまり興味がない様子。そこで、1本間の瞑想。「鳥の声が聞こえた。風が気持ちよかった・・」気持ちよさそう。「足元を蛇が通ったのわからなかった・・」と聞くと、ぎゃ〜〜どこどこと大騒ぎ・・「うそだよ〜〜」なん〜だと森になじんでいきました。

 事前に前日スタッフが用意した100屬離咼法璽詆海念呂辰芯敢挫呂箸修涼罎任裡毅悪屬諒形枠が対象地です。そこで科学的な調査。3〜4人でヒノキを1本づつ直径と本数を図ります。そして、樹高。少し高いところに登り、木に張り付けた4m竿を基準に何倍あるか何回も確認します。時間のあるところは、植物種類や穴をほり地面のなかも観察しました。そして、診断の結果を出します。少し過密が7割です。間伐などで光を入れ、山を元気にするよう、秋の伐採体験で改善が望まれます。

 まとめでは、「自分の家の近くの山も診断してみよう」と声が聴かれました。少し山が近くなったようです。この総合学習では、シイタケの菌打ちもしたそうで、自然とのかかわりをよりひろげてもらえるとよいですね。

<<写真集>>

  

 リーダーの皆さん   モリケン体操 まず種になる  かいさんの指導で

  

 ストレッチ体操     全員でphoto      佐野さんチーム

  

鵜野チーム 森の様子を見る  西川チーム 胸高直径測定  かいさんチーム 直径測定

  

 キトワンチーム       小山チーム       樹高測定

  

 結果データ報告      森の天井の様子   混み具合早見表で判定

 

<<出前隊 実施記録>>

スタッフ・・鈴木、小山、飼沼、鵜野、佐野、鬼頭、西川
準備・・前日5.15に下見 現場6班×2分確定  方形枠等設置
当日・・16日(水) 11時前後 2時前後 
案内、体操など10分 調査50分調査 まとめ10分
宿泊・・女子学園(山の家)

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恵那市立長島小学校2017森の健康診断(2組)

JUGEMテーマ:学問・学校

予定した9月28日(木)は 雨に降られて 10月4日(水)に延期・・・

 

 この日も 朝は曇っていて 気温も低く肌寒く ちょっと心配しながら 森で子供たちの到着を待ちました。

 それでも 森に入るころには お日様も顔を出してくれて 気持ちよく森で活動できました。

 

JUGEMテーマ:学問・学校

まづは始めの集い        寒さに負けず 元気いっぱい

 

森へ入って 森の健康診断を始めます。

 

木を囲んで 森を五感で ・・・         森の天井は ・・・

 

竿を廻して   何本? 木が植わっているでしょう

 

水源はこんなところ 永田川の始まりです

 

受け口と追い口を伐ったら みんなでロープを引いて うまく倒れましたか??

 

一日の活動を振り返って  グループで・・・     

 クラスのみんなで・・・

 

 長島小学校の森の学習では 21日の事前学習(座学とのこぎり体験)と今日1日 時間をかけて「森の健康診断」と「伐倒 空開け体験」に取り組むことができます。

 子どもたちももちろんですが、私たち出前隊のスタッフも余裕をもって活動を進めることができます。

 そして 体験する山は学校林です。こうしためぐまれた学習環境の中で 子どもたちには 人が植えた木は人が見守り 手を入れて成長を計り 人の生活に役立てたり災害に強い山を作っていくことを理解してもらい 何か森に良いことをしてもらえたらと願っています。

 

 お疲れさまでした  森を大切にしましょう!    

        2017.10.4. 飼沼正敏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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恵那市長島小学校 2017森の健康診断出前(1組)

H,29年度の森の健康診断本番が9月26日スタートした。


前週21日には事前学習が行われ、森林の種類や森のはたらきなどを学習した。その後校庭に出て手ノコを使い丸太切りの実技練習が行われた。

 

26日(火)は5年生1組が鍋山の学校林に入り6班に分かれて森の健康診断と手ノコ間伐を行った。


今年は初秋のスタートとなったため天候にも恵まれ快適な気温の中で森林を5感で感じることが出来て子供たちから思わず気持ちがいいと声が上がりました。

 

森のようすを観察しょう!では、腐食層が7〜8cm有り永田川の源流を作り出す山にふさわしくなって来たように来たように思われた。植生調査では初秋のため下層植生は15種類程と少々少なめ木の込み具合調査では100崚たり13本で結果は『混みすぎている』でした。(2班)


伐倒後の樹高測定では20.8m(2班)今日参加した6班すべてで樹高が20m以上の結果となった筆者が初めて長島小森健に参加したのは6年ほど前?? 当時の樹高測定では18m位だったと思う。
木の成長を改めて感じるとともに間伐の大切さを生徒たちと共感した出前森健の1日となりました。

  

 

森の健康診断の後半で発生したスズメバチの生徒たちへのまとわりつきには今までに経験のない恐怖と(生徒たちの安全確保)を如何にして行うか身を持って体験する結果となりました。


朝の開会式で生徒たちに安全上の注意事項を説明した内容を生徒たちが恐怖におびえながら必至に注意事項を守ってくれたことがスズメバチの攻撃を受けることなく無事に今日の森の健康診断を終えることが出来ました。


注意事項を必死に守ってくれた生徒たちに感謝すると共に今回の経験が大きな収穫になってくれればうれしいですね!
出前隊のメンバーには安全対策の大きな宿題になりました。
出前隊の皆さん夏から秋は携帯蚊取りが必須ですね。

 

2017.9.26 報告 都筑清

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子どもサミット(2017/7/25〜26)、雨が止んだ中での2日間の活動

【豊田市福祉センターで】
 当日7月25日の昼前に、三重中高生16人と最後の打ち合わせをした時は、やや緊張気味で質問もなかった中高生たち。しかし、その後の2日間の活躍そしてがんばりは、驚きの連続で、他のリーダーたちからも称賛の声が多く聞かれた。

 

【豊田市・六所山で】
シト、しとっ、しと… リーダー間で打ち合わせをしていた13時半頃に小雨が降り出し、急いで現場に向かう。

間伐後5〜6年ほど経過しているのか、丸太が各所に並べられ、下草や低木がかなり繁っている。濡れた草木の間を進むと、ヤマウルシあり、ツタウルシあり、イバラあり。なかなかの難所…

 

3時過ぎに集合場所に集まり、子どもたちを乗せたバスを待つ。その頃は雨が止んでおり、予定通りに子どもたちが到着。10班を3グループに分け、それぞれで紙芝居と「安全上の注意」を実施。私は1班で、4つの班25名に行う。紙芝居の質問では一人の男子がどんどん発言して、さすが森林学習をしている子どもたちだと実感した。

 

次に、1班7人を連れて調査地へ。A【森を感じる】では、小雨の後だが、「鳥の声が聞こえた」「虫の音が聞かれた」など。B【植草調査】では草木の多さがわかったが、その理由は疑問点として残しておく。次のC【混み具合】では、1aあたりの本数は13本と確認し、樹高を目測する。

 

ここがなかなか難しく、4mの5倍が1人で、4倍が6人。そこで、再度測らせると、5倍が6人で、4.5倍が1人。それぞれの主張を認めたうえで、1班としては5倍の21mで報告する。D【混み具合】は「混み過ぎている」で、6本の伐倒が必要。

17時前で、宿舎に子どもたちを送っていく。


【三重県・大台町で】
宿泊した松阪から大台町に向かうと、車窓を徐々に雨がたたき始める。さすが、日本有数の降水量を誇る大台町。雨後に調査地を探し、準備する。調査地はスギ林で、10年以上も前に間伐されたのか、丸太はほとんどが腐っている。そして、枯れたスギの葉が地面を覆い尽くし、下草がほとんど育っていない。六所山とは大違いである。この違いを子どもたちに伝えたい。

 

バスが到着してセレモニーがあり、昼食後に調査地に向かう頃は、予定よりも30分以上の遅れ。しかし、前日の体験があるので、AとBは意外と早く進み、Cを実施。やはり目測樹高は難しく、再計測の結果、17mが5人で、1人が15m。1aあたり15本で、D「やや混んでいる」。ただ、間伐されている切株を数えさせると、計25本以上あり、「超過密」だったことはすぐにわかる。

 

ここで、前日の疑問点を説明する。陽が当たることによる下草や低木の多さで、「理想の森は4階建」の解説。その後、腐植層調べを行い、指での感触を体験させ、実測すると1〜2cm。ただ、次に中高生を巻き込んで実施したかった胸高直径調べは、タイムリミットでカット。次の現場であるサンプル伐倒地に向かう。

 

ここでは、各班の選抜隊10人が伐倒を行い、80mロープの先を50人の子どもたちが道路上で引いて倒すというもの。目標通りに倒れた瞬間には、自然と拍手がわき起こった。

 

 

 時間の制約があり、雨模様の天候だったが、活動中は雨が止んでくれ、どうにか「森健」は実施できた。全国から来た約60名の子どもたちが、「森の健康診断」という活動を心に留めて、自分たちの地元でも実現してくれたら、と淡い期待を抱いている。最後に、サブリーダーとして、小学生たちに気を遣い、活躍してくれた三重中高生に感謝、感謝。

                          (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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雲南市立西小学校の森林学習と間伐体験を見学(2017.6.19)

雲南市立西小学校は島根県の松江駅から南西方向へ車で40分ほどの場所にありました。
学校は周囲を里山に囲まれた小高い丘の上にあり、広々とした運動場の横に間伐体験を行う学校林があり斜面の上側はヒノキ下側はスギの混合林でした。

 

今日は4年生30名が参加し、森林学習指導はNPO法人もりふれ倶楽部の野田氏をリーダーに間伐体験指導員として4名の森林インストラクターが担当して行われました。
最初に教室で野田氏から森林に関する説明を30分ほど受けた後、運動場横の森林入り口に集合し指導員の紹介と森林内での注意事項を聞いた後、2班に分かれ現場へ出発しました。

 

30名の生徒は斜面の上側と下側の2班に分かれ、2班ともに1本目は指導員がチエーンソーで受け口、追い口をつくり、伐倒は長さ40mほどのロープを使用、折り返し滑車を使用して生徒皆でロープを引いて伐倒した。

指導員の伐倒木は胸高直径23cm・樹高18m(上側の班)

森林内へ入る前、全員にノコギリが渡されたが、斜面上側の班は指導員の指示で伐倒したヒノキの枝を各自のノコギリで枝切りを体験した。
下側の1班はスギを伐倒したが枝切りの体験はなかった。

生徒たちは残り時間で1〜2本のスギやヒノキを間伐したが、受け口は指導員がチェーンソーで作り、追い口切りは希望した生徒5名程が担当し、他の生徒はロープのけん引役に回った。
伐倒木周辺は斜面でスペースが狭くノコで切る人とロープけん引役に分けて指導員が受け持った点は生徒の林内移動が少なく安全面で良い方法と感じた。


1班が15名の生徒を指導員2人の編成では、元気いっぱいの4年生を掌握するのは少々大変ですね! のこぎりの使用方法が班ごとに少し違っていたので打ち合わせもれがあったかも?
4年生の間伐体験を初めて見学しましたが今まで体験した5年生と比べ全員のびのびと感じた。

翌日は野田氏お勧めの三瓶小豆原埋没林を出前隊参加者全員で見学に行きました。
巨大地底林:さんべあずきはらまいぼつりんは三瓶山(1126m)のすそ野に位置し田の区画整理の際、地下1.3m付近から発見され掘ってみると大きなものでは高さ12m根回り10mを超える幹が直立しており、これほどの規模で過去の森林が保存されている例は、世界的にも極めて珍しい。地底の森林はスギを中心とした森林が約4千年前の三瓶山の噴火により埋没したとみられ、現地は三瓶小豆原埋没林公園として整備され、地下展示室で太古の森を間近に見学することが出来る。 全員感動して帰路に着きました。

 

 

報告:出前隊 都筑 清
 

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野見小学校(豊田市)、森健+空明け(伐倒)体験!

6月13日・14日に野見小学校(豊田市)の6年生2クラスが

森の健康診断と空明け体験(伐倒)を行いました。

 

1クラス6班の編成で行われ、森健出前隊は2日間で延べ23名の

リーダー・サブリーダー・事務局を派遣して今回の森健をサポートしました。

 

9:00 野見山中腹の御嶽神社に集合。

児童の皆さんは学校から歩いて現場までやってきました!

 

紙芝居、モリケン体操、諸注意の後、班ごとに森に入って行きました。

 

班ごとの調査では、私は1班に入りました。

1班の6人の児童のうち、山に入ったことがあるのは2人。

この割合を多いとみるか少ないとみるか…。

 

 

さて、調査が始まりました。

 

龍頭リーダーの説明を聞く児童たち。

 

植林されたヒノキ・スギにもたれながら森の音を聞いたり森の中を見回す児童たち。

 

ある男子は「この黒い物、何ですか?」と質問。

リーダーが確認すると、それはシカの糞でした。

「おーすごい!ここにもシカがいるんですね!」と興奮する児童たち。

その様子を見て、私も一緒にドキドキしてしまいました。

 

(その日の終了後のミーティングでシカの事を聞いたHさんは

 「ここまでシカが進出してきてるのか…」と落胆していましたが…。)

 

 

調査にもどりましょう。

 

児童たちは、地面に木の落ち葉がどれくらいの割合で覆っているのか、

地面に草がどれくらいの割合で生えているか、

調査範囲の中に何本の木が植林されているか、

植林された木の高さはだいたい何メートルか、などを調べました。

 

 

そのあと、3つの班が1つのグループになって、1本のヒノキを伐倒しました。

 

どのように木を倒すか説明を聞く児童たち。

 

順番に「受け口」「追い口」をノコギリで切る児童たち。

 

木から引いたロープを引く児童たち。

 

引っ張られた木はだんだん傾いて

 

倒れました。

 

年輪を数える児童たち。

 

調査を終えた児童たちは御嶽神社に戻り、感想を発表してくれました。

 

・森の中で目を閉じると鳥の声が聞こえて安らげた。

・倒したヒノキの伐り株がとてもいい香りがした!

・ヒノキの皮は茶色だけど、倒したら中が白くてびっくりした。

・ヒノキの皮を剥いだら、水ができてきてすごい!

・間伐をするのはとても大変で疲れました。

・間伐を仕事にしている人はすごい。

 

やはり、間伐の体験の後なので、それが強く印象に残ったようですね!

その率直な感動は素晴らしいと思います。

願わくは、今回の体験をキッカケに、事前の座学で学んだ事も思い出して、

森や自然のことを広く深く興味を持ってもらえると嬉しいです。

 

 

今回、出前隊に参加した私個人の感想ですが

2日目にリーダーをやらせてもらったのですが、

伝えたいことが多すぎて(イヤ、しっかり整理できてなくて)

時間がおしてしまったことが反省です。

 

次回はしっかり事前準備をして臨みたいです。

サポートいただいた龍頭さんありがとうございました。

 

とはいえ、森に入ること、こども達と関わることはとても楽しいです!

これからもよろしくお願いします。

 

(小黒泰之)

 

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