四方森ブログ

このサイトでは、「森の健康診断」活動での様々な情報を配信します。
四方山ならぬ四方森ばなしに花を咲かせましょう!
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森の健康診断 in 鱒淵(ワーカーズコープ登米 ) 出前隊報告 20160730

場所:北上川へ流れ込む支流二股川東和町米川「及甚とゲンジボタルの交流会館」周辺の山林
主催:特定非営利活動法人ワーカーズコープ登米地域福祉事業所「REBORN FOREST 登米」
参加者:地元山主さん、地域おこし協力隊とワーカーズコープ女川、登米のメンバー合わせて12名

 

梅雨が明けた初日、昨年に続き暑〜い夏の一日となり、参加者の熱い想いも重なって暑さ倍増でした。
また、この日は、自主ドキュメント映画製作の撮影もおこなわれ、森の健康診断の様子が取材されました。

今回は、地元東和町米川地区の山主さんを対象に森の健康診断をよりよく理解してもらう事とワーカーズコープの活動を地元に広める事を主眼におこなわれました。

出前隊の役割は、森の健康診断をたのしくおこなってもらい、地元リーダーも同時に育成するという大役を任され、単身で乗り込みました。

事前確認打ち合わせと現場下見、森健グッズの確認会場設営など多くの準備作業を地元ワーカーズコープのスタッフ渡邉さん、竹森さん、原畑さん、菊池さん、千葉さんの五人と地元山主有志のみなさんでおこないました。

当地は、ゲンジボタルの里と言われるとおり、山里の原風景がそのままに残されたとても気持ちのいい処です。
地元のみなさんも明るく陽気で、今回の出前隊もたのしく進めさせてもらえました。

2班の編成で、1班は出前隊鬼頭、2班は女川で研修した原畑さんが、リーダーを務め進めました。
実施場所は、昨年から今年にかけてワーカーズ登米のメンバーが間伐を実施したポイントと手の入っていない放置山林の二ヶ所でした。

地元山主さんは初めて森の健康診断をされる方ばかりで、1班に入っていただき、じっくり、そして、しっかりと森健の内容を理解してもらえるよう進めました。

    

午前午後と各班二回実施して、まとめの会では、各班のデータ発表と分析、そして、対象山林の将来図を話し合ってもらいました。

間伐整備された場所は、樹高23m、ha600本、SR17、形状比60〜75、適正林分という結果になり、未整備放置林では、ha本数1200〜1500本、SR12、形状比99.8という結果となりました。
二ヶ所が対象的な結果となったことで、間伐のあるなしがこのような差となることを参加者全員がガッテンでした。

実施後の振り返りでは、山主さんから「山の間伐を森の健康診断を行ないながら、これからもどんどん進めていきたい」と、うれしい感想が聞かれ、ワーカーズ登米メンバーの原畑リーダー役からは、今回リーダーとして学んだことや反省点を踏まえて更により良い森健リーダーを目指して頑張りたいと威勢のいい感想が出ました。

  

取りまとめ役の渡邉さんとスタッフのみなさん お疲れさまでした。
また、事前の準備など大変お世話になり、ありがとうございました。
これから登米米川全域への拡がりを期待しています。

今回は暑い熱い有意義な一日となり、無事に怪我もなく終われたことが何よりでした。

以上、現場から報告でした。

 

翌日(7/31) は、今回森健を行なったワーカーズコープ登米地域福祉事業所「REBORN FOREST 登米」の林業チーム新事務所(元鱒淵保育所)の開所式がおこなわれ、地元の山主さん、登米市長や市の職員も出席して盛大に執り行われました。ワーカーズから山造り研究所の講演を依頼され、いなべで行なっている山仕事の報告をして、林業チーム REBORN FOREST 登米 のみなさんにエールを送りました。

  

〜おまけ〜 今回は二度目の訪問という事で、少し周りを見る余裕もあったので、森健以外のおもしろ情報を入手しました。
・栗原地方神楽の里
・ねじり ほんにょ 登場?
・バイクのナンバーが・・・お米だ!
お米の産地ならではですね〜! *¥(^o^)/*
・炭焼き小屋完成

   

 

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敷島小学校で学校森健(6/24)

梅雨空を心配していたが、どうにか持ちこたえ、時々陽も射すという好条件で始まった。地元の根っこの会の会員が運転したマイクロバスで、6年生12人が9時前に、現地に到着。12人を2グループに分け、フルバージョンテキストを使用して、伐倒無しの午前中だけの森健である。山は、旧筑波小の裏山(旭八幡町)で、3人だけが1年生の頃に通学していた学校。

写真は、活動開始前の集合写真である。



紙芝居・準備体操を終え、森健開始は9時半頃であった。紙芝居の時尋ねたが、ほとんどの子どもたちは山持ちの家であり、全てがチェンソーを見ている。また、「森にはどんな役割があるか」を尋ねると、「(きれいな)空気」「水をためる」「土砂崩れ(を防ぐ)」など、森のことをよく理解できており、意欲的な姿勢がみられた。

 

 


ところで、私の班は男子4名・女子2名の6人である。森を感じる学習では、「鳥の声が聞こえた」「風がふいて、葉っぱの音がした」などと書き込み、「周りの木には上の方にしか葉っぱが付いていない」「上の方(山側)は明るくて葉っぱが多いが、周りは薄暗い」などと述べていた。調査地は35度のやや急斜面で、下草がほとんど生えていなかったが、植生調査ではヒサカキやスギ・ヒノキの苗など17種類の木を見つけ出していた。

円の面積については算数で学習したばかりなので、100屐1aを振り返り、本数数えをした。結果は22本で意外と多い。つぎに、胸高直径の計測。全員の目前の木の円周を測らせると、66cm。「では、直径は?」と問うと、早速 円周率3.14で割る筆算を始める。意外と早く、21.01と答える子がいる。そこで、直径巻尺の裏側を見せて、21.0cmなど、0.5cm単位で記入された物差しが書かれているネタをばらすと、「早く言ってよー」と叫び声…。その後、一人1本だけの直径を計測する。
それから、振り返りをして感想を書かせた。
しかし、目測樹高を計算していなかったので、急いで測らせると、8m、10m、12m、14mとバラバラであった。これは、樹冠と根元がよく見える場所を前もって、決めていなかったという反省である。グラフから混みぐあいを調べると、「かなりよい」「ちょうどよい」「やや混んでいる」とばらついてしまった。

 


全体では、隣りのグループの樹高は16m・23本で、「混み過ぎている」状態だった。最後の感想では、「森のことが少しわかった」とか「森を感じるで、鳥の鳴き声などが聞こえて新鮮だった」「初めて調査して、おもしろかった」などと述べていた。さらに、「ウチの山でも、同じように(森健のやり方で)調べてみたい」という積極的な声もあった。 終わりに、今日の学習を振り返って、「森の役割をこれからも考えていってほしい」と述べて、ここでの学習を終えた。

 

 


その後、子どもたちは、旧筑波小の第一学校林(旭高原への道中)に出かけ、手入れを行っていた人工林がどうなっているかを見学した。スギやヒノキは60〜70年生で、旧筑波小の裏山と比べ、直径の太さや樹高の高さ・たくさんの下草など、その違いに驚いていた。また、子どもたちの名前を記した札が地面に立てられており、「自分の名札を探しに行く!」と勢いよく飛び出していく子どもたちがおり、山の手入れの大切さを実感していたようである。

 


この後、担任の先生から、「今日の学習を振り返りながら、出前隊に再び電話して、次のお願いをしたい」という提案があり、この日の学習を終了した。        
                                                                                                                                  (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)

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岡崎市立生平(おいだいら)小学校で、今年度最初の学校森健(2016/6/6)


5年生8人+6年生9人の計17人を3グループに分け、9時〜14時半のフルバージョンテキストで行う。山は学校の裏山で、運動場から歩いて5〜6分。さらに、今回は額田木の駅プロジェクト2人と水守森支援隊3人がサブリーダーとして参加し、リーダー研修を兼ねるという初の試みである。


9時からの開始予定が若干ずれてしまったが、あいさつ・紙芝居・準備体操を終えて、森健開始は10時前であった。紙芝居の時尋ねたが、チェンソーを見た子どもが数人おり、全ての子どもが手ノコを使った経験がある、と答えたのは驚きであった。地域活動の一環として、竹を伐採するなどで手ノコを使わせたそうである。

 
ところで、私の班は5年3名・6年3名の6人である。森を感じる学習では、「鳥の声が聞こえた」「葉っぱが風でこすれる音が聞こえた」などと書き込み、「地面に草や木が所々見える」「天井が葉っぱで隠れている」などと述べていた。


植生調査など森のようすの観察は楽しく進めることができたが、方位磁石の見方を忘れている子どもがいたり、100屬1aさらに1haの関係がわかりにくかったりなど、午前中はじっくりと指導できた。



午後からの伐倒学習では、斜め切りに手こずり、その難しさが理解できたようだ。また、ロープを引いての倒木作業では隣りの枝に掛かり木となり、難儀してようやく倒すことができ、1本倒す難しさを体験できた。空開きを確認した後、ヒノキの皮をめくると意外と簡単にめくられることがわかり、次々とめくり出し、なめてみると「おいしい」「いや、ちょっと苦い」など様々な感想を述べていた。ちなみに、年輪は35歳で、親たちとほぼ同年齢という結果になった。



グループのまとめだが、植栽木調査では100崚たりヒノキ18本で樹高は15.56m、「やや混んでいる」という結果になった。全体の感想を尋ねると、「伐った後は、ポッカリと空が開いた」「(後5本伐倒すると適正になるが)もっと空が開いて陽が当たるようになる」などと答えていた。

全体では、3グループの樹高はいずれも15m強、100崚たり18本・17本・14本で、「やや混んでいる」と「ちょうどよい」であった。感想では、1本倒す難しさや、空開き、などが出ていた。最後に、今日の学習を振り返って、【森の役割】を尋ねると、「(運動場と比べて)森の中に入ると、涼しかった」と答えていたので、「もっとたくさんの役割があるので、これから考えて行ってほしい」と投げかけ、2時半に終了した。

講師陣の反省会では、フルバージョンで行うと、時間の余裕があり、子どもたちを急かすこともなく、ゆったりと取り組むことができたという声があった。
                                                                                                                          (文責) ドラゴンヘッド(龍頭)
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森の健康診断 in 和泉市 大阪森林の会 2016.05.28(その弐)

少し肌寒い5月末、『大阪森林の会』主催
森の健康診断 in 和泉市 に出動致しました。
晴れマークの天気予報にすっかり安心していたのですが、雲行きがアヤシイ・・・
大型ショッピングモールを横目に、住宅街を通り抜け
本当に森林はあるのか!?と不安になりながら"都会"を走ります。
和泉市は和歌山県との県境に位置しミカン畑がちらほら。
今まで縁がなかった土地(森林)へ足を運べるのも出前講師の魅力の一つですね☆

前日入りされていたキトー隊長と落ち合い、現場確認。
2現場準備頂いていましたが
1現場で混み具合・林床の異なる2調査地が確保出来たので
2班に分かれ、午前・午後で調査地を入れ替えて進める事に決まりました。
(もう1現場はえらく道から遠く急斜面だったそうです)
事前の現場確認、本当に大事ですね。キトー隊長に感謝☆
担当者顔合わせ、受付開始、モリケングッツの確認・・・
と慌ただしく進みキンチョーする間もなく、
担当のA班・7名と自己紹介が始まりました。
メンバーには2名の学生さん、中学生も1名。
『ヘルメット初めてかぶりました!』
『今日、山デビューです。』
いざ、林内へ。
 
暗いなぁ・・、地面固いなぁ・・、下草なんも生えてへんな・・
 
普段“外”からしか森林を見た事がない、という参加者の方々。
この漠然とした『なんか、イイ状態ではない気がする・・・』感を
数値化してみましょー、と調査スタート。



植生調査の腐食層の厚さを調べる際に
地面をじっくり見る・触れて温度を感じる事を体験して頂くと
次の2回目の調査地点へ着いた際、まず第一声が
 『あ、地面の固さが違う!
  きっと午前の調査地より腐食層厚いよね〜。』
と、いう言葉でした。
植栽本数の違いや、胸高直径の違い、といった目に入る情報でなく
先に足で感じた情報が言葉に出た事が印象的でした。
樹高測定。調査木の先端が見える場所がなかなか見つからない・・・
選んだ平均直径木が二股木と、その時気付き皆で大笑い・・・
やはり“尺蔵”は場を一体にしてくれますね。
午前の調査の時から
 『はい、今計った方。計り方を次の人の教えてあげて下さいね〜。』
を、連発していたので
 『なんや、ぼやっとしてられへんな〜(苦笑)』
と言われつつ、
午後の調査は見事に参加者の方達だけで進めて頂きました。
(生憎の雨で午後は短縮バージョンになってしましましたが↓)
1班に7名と少し多いかなぁ・・・と思っていましたが
皆さん積極的に動いて下さいました。
参加者の"知ろう"とする意欲の高さに感激です。

 データを持ち帰り、検証。現状把握。
そして今後どうするか・・・の未来へ向けての話し。
 
・急斜面。立木に腐り・節も多かったので
 木材生産より災害に強いもりづくりを行いたい。
・プロット内、5本伐れば適正値になる。林分形状比は適正なので
 一気に5本伐っても良いかも
・下層植生がほとんどなかった事が気になる。
 パッチ状に伐って光を沢山入れて他の樹種を効果的に誘導出来ないか?
・伐った木は元ミカン畑のモノレールを利用し搬出!
 キャンプ場が多いので短材に切り燃料(薪)として買い取ってもらう。
 
ポンッ、とキーワードを投げかけると
どんどん面白い方向へと話しは発展して行きます。
それも、キトーリーダーがチャチャっと
調査結果をホワイトボードに書き写し、
数値化された基礎データーを共有し話しが出来るお陰です。


 
 『今日はきっかけの一つです。
  イベントの一つで終わらせず、継続的に開催し
  ここから和泉市の森林について発信出来る体勢を整えたいです。』
 
主催者の方の言葉から想いの強さを感じました。
何かが始まる瞬間、小さくても確かな芽生えの瞬間に立ち会えた事、
何よりのご褒美です。

有り難うございました。
 
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森の健康診断 in 女川(ワーカーズコープ ビホロ) 出前隊 2016.06.04

2016年6月4日(土) 宮城県牡鹿郡女川町で森の健康診断を実施しました。
主催は、企業組合ワーカーズコープ ビホロ(女川本社)さんです。
宮城県地区のワーカーズメンバーを中心に19名が参加しておこなわれました。
宮城県内にワーカーズ拠点が、昨年7月に実施した登米地区と大崎市にもあり、女川、石巻と網羅しています。

出前隊は、ニワケン、鬼頭のコンビでした。

当地は2011年3月11日の東日本大震災の被災地でもあり、訪れた時にも未だ復興工事の真っ最中の処もあり、震災の大きさを眼の当たりにしました。

前日に当地へ赴き、森健をする現場の下見と事前打ち合わせをしました。
当日6月4日は、朝から初夏の太陽が眩しく照りつけ、チョット汗ばむ陽気になりました。

参加者は二班に分かれ、一つの斑にサポート見学者も入って7〜8名で実施しました。
調査ポイントを午前午後と決めて、参加者が主体的に森の健康診断リーダーとして進められるように補助をしながらの対応でした。

対象の山林は今後ワーカーズのメンバーが森林施業を行う予定地とのことで、秋には森健リーダー研修や地域交流も視野に入れて活動を進めていくということでした。

   

 

待ち合わせに降り立ったJR石巻駅には、宮城県登米市出身の石ノ森章太郎氏の石ノ森萬画館があることから、漫画作品のフィギアが至る所にありました。

 

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三重県環境学習情報センター in 松阪市森林公園 「出前森健」

2016-5-8 4班担当 うの
五月晴れのなか、松阪市森林公園内の植栽林で「森の健康診断」を行いました。
環境教育セミナーに参加されている16人と、三重中学・三重高校生徒さん16人が参加しました。
生徒さん達は自宅から自転車で1時間40分以上かけて集合場所の公園駐車場にやってきました。
これから森へ入って大丈夫かと思いましたが、最後まで元気でした。



 開会 始めに小西先生の朝の挨拶と森の健康診断の説明がありました

準備体操 ドラゴンヘッド(龍頭)リーダーのかけ声で全員ストレッチをしました

大人グループ3班と生徒3班の計6班で出発です。
午前は出前隊リーダーが主体、午後は各班メンバー主体で進めました。

4班メンバー 生徒+先生です。  

調査地を決めて、中心木にテープを巻きます。
 
植生調査。    
  
腐食層は何cm?

人工林の混み具合調査<ヒノキの胸高直径測ります>
 
尺蔵で樹高測定。
 
「森健」の一日が無事終わりました。
 
土人形

4班の調査地は、近年間伐されたところで、木漏れ日が入っている状態でした。
調査結果は、適正or適正に近い結果でしたが、下草は少なく一部に土人形が見られました。
これから、間伐の効果で下草が増えることを期待しましょう。

三重中学・三重高校生徒さんのほとんどが初めての体験でした。(高校生一人は豊田市の森健に参加経験あり)
いつもは、小西先生と松阪市の海岸で生物調査・観察を行っているそうです。
健康な森つくりをすることで、松阪の海が生き物たくさんの豊かな海になるといいですね。

大人のメンバーの多くも森に入るのは初めてとのことでしたが、皆さん環境についての知識が豊富で、
午後からの「森健」は積極的に実施して早く終えることができたと聞きました。

「森健」の体験と結果を家族、友人と話すことで、明日から今までと少し違う森の見かたができるといいですね。
良い天気に恵まれ、出前隊の平均年齢60+〇才のじじいリーダーと一緒に、けがなく終えることができました。

三重県環境学習情報センターの皆さん、三重中学・高校生徒の皆さん
そして小西先生とスタッフの加城さん、木村さん ありがとうございました。

 
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森の健康診断 in 和泉市 大阪森林の会(ワーカーズコープシリーズ) 出前隊 2016.05.28

JUGEMテーマ:モブログ
 今日は大阪森林の会主催 森の健康診断 in 和泉 がおこなわれました。
朝から曇り空が広がり、霧と小雨まじりで始まり、終わる頃には雨脚が強くなってきた一日でしたが、参加者のみなさんのヤル気パワーで無事に終了できました。
ありがとうございました。

出前隊の中島彩さん、リーダーお疲れさまでした。
また、心強いパートナーのお陰で、各場面において大変助けられました。
急遽、出前隊長の大役を仰せつかりましたが、微力ながら参加者のみなさんに「愉しくて、少しためになる」森の健康診断の事と和泉市の人工林の現状について理解していただけたかと思います。
また、桃山学院大学の学生さんも参加していただいたので、若い方々に人工林問題を知ってもらう良い機会になったと思います。

全体の様子は、中島彩さんからの報告をご覧ください。

当日B班を受け持つことになった私は、声が出ないのが幸いして、参加者のみなさんが主体的になり森の健康診断を進めてもらえました。
    

    

かく言う自分は、風邪の影響からか酷いシャガレ声になってしまい、当日参加者の皆さんには、お聞き苦しい迷惑をおかけしてしまいました。
この場をお借りして、お詫び申し上げます。

現地スタッフのみなさん、お疲れさまでした。
初めての取り組みにもかかわらず、事前の準備から当日まで運営に精力的にご尽力され、実施成果が得られたことで、今後の運営にも自信を大きく持たれ、弾みがついたと思います。
さらなる拡がりに期待しています。*¥(^o^)/*
                               報告:鬼頭志朗
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森の健康診断 in 和泉市 おまけ編 出前隊 下見 2016.05.27

JUGEMテーマ:モブログ

本番前日の今日、現地スタッフの皆さんと最終の打ち合わせをおこないました。
スタッフのみなさんと下見に   
今回、森の健康診断を実施する山林を提供していただいた山主のSさん(いずみふれあい農の里館長)と共に現場へと向かい下見をしました。
 ふれあい農の里周辺には、みかん農園も広がって林業からみかん栽培へ転身したとのことでしたが、管理の手間や人手不足で、みかん栽培をやめて、再び植林を始めた80代の方もいるとのことでした。
                     
 当地はもともと林業が盛んだったようで、地元には数多くの製材屋さんが現在も生業しているとのことでした。
下見現場へ行く途中にも一軒、ちょうど製材をしているところでした。また、帰りにスタッフの尾崎さんのこころ配りから運良く見学させてもらうことができ、K木材の社長とその息子さん、お手伝いの職人さんの三人からお話しを伺うことができました。
           
樹齢150年を超える、直径1m近くの大径天然木を製材していたK木材さん
何に使うのか尋ねたら「五年後のだんじりに出す材木を刻んでいるところ」で、これから数年かけて自然乾燥させていくとのことでした。
「素性の良い木を立木から見極めるのがほんまもんの職人や」「どや、この木は中に節もなく、ええ木やろ」とK社長から満面の笑みがこぼれていました。
スタッフの方によると普段これほど雄弁に語らない人だそうで、今日はすこぶる機嫌が良かったようでした。
 生まれて初めて「だんじり」の素材を真近で製材している処に立ち会え、いろいろな裏話もお聞きすることができ感動でした。
古き良き伝統文化を守り継ぐことの大切さを実感した瞬間でした。
また、自分は三重県で山仕事をしていると言ったら、とても親しみを持って相手をしてくれました。

 和泉市を流れる槙尾川の流域に位置する当地は仏並町、お隣りには父鬼町や九鬼町とそうそうたる地名が並んでおり、なんだか故郷に里帰りしたような気持ちになったのは私の苗字からでしょうか。
      
 槇尾川は、和泉市の槇尾山に発し、泉大津市で牛滝川と合流し大津川となる川で、槇尾川の源は和泉山系の槇尾山から来ており、川の名もこれにちなんでいるそうです。槇尾川支流に父鬼川、東槇尾川がある。
槇尾山にある施福寺(槇尾寺)は上代の開基になる古刹で、弘法大師出家得度の寺として著名な山岳仏教の拠点。西国四番札所で、古来篤い信仰を集める。巡礼の終わりに経巻を納める習いがあり、山号はこのことに由来する。(泉州の川HPより抜粋)

主催者メンバーみなさんのお話しによると
当地は古来「和泉の白炭」が有名で、万葉集にも詠われ、かの、千利休も愛用した逸品だそうです。
また、弘法大師や役行者(えんのぎょうじゃ)など縁の地でもあり、近くには、谷山池と云われる千年もの歴史を刻んだ溜池があり、その他にも石窯名人や一山越えれば和歌山へと続く道もあり、みかんの栽培も盛んにおこなわれていました。
最近では、サイクリストや山歩きの人々が往き交う場所だそうです。
                                記録:鬼頭志朗
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ボツワナ森林保安官の「森健」研修     2015-12-10

発端は「ボツワナ国家森林モニタリング強化プロジェクト」をJAICAから委託を受けて推進している日本の会社から、代表の丹羽さんのところへボツワナ森林職員3名について「森健」の研修をしてもらえないかという要請がきたことによるらしい。
それを受けて稲垣さんと当方に講師としての依頼があったのだが、我々が地道に取り組んでいる活動がワールドワイドに拡がり、南部アフリカまで知られるようになるという感懐がまず湧き上がってきて嬉しかった。「森健」の活動を10年続け、その活動が日本国内だけでなく広く海外にまで知ってもらうことが出来るようになってきたという感懐であった。

いつものことながら依頼元とのやりとりは稲垣さんが取り仕切ってやってくれたし、何より英訳マニュアルを翻訳会社と掛け合いながら実施日の約一か月前に完成してくれて非常に有難かった。少し予習してみて当日はこのマニュアルに従って進めていけば一通り理解してもらえ最後には「森が元気に、人が元気に」の精神が伝わっていくのではないかと考えていた。 ボツワナについてもweb-siteで少し学んでおいた。

現場では稲垣さんが主導的にリーダーを務めてくれたので専らサブ役を務めた。丹羽さんが写真を取ったり進行に気使いをしてくれた。彼らが日常森林業務に携わっていること及びマニュアルの翻訳完成度が高かったこともあって理解は早く的確であった。 廉価な百円グッズを活用した計測キットや、その中に散りばめられているアイディア、わけても尺蔵を用いた樹高計測には興味を示してくれた。 又、マニュアルに従って作業を進めていけば目的とする森の健康度とそれに応じた処方箋を示すことのできるようになっている「森健」の手法を理解してもらえたと思う。
針葉樹を対象とする我々の健康診断手法は彼らが当面問題としている広葉樹に当てはめるには無理があるが、簡易的な表土の観測や植生等の調査による森の観察手法などは理解してくれたに違いない。 帰国後ここで学んでくれたことが遠いボツワナの国で森林保全の仕事に役立ってくれることを願うばかりである。 「尺蔵」にはいたく感動したようで帰国に際して移譲依頼があり一台晴れてお嫁入りしたようである。彼らが普段樹高測定に使っている高価で重くて嵩張るVERTEXに比べてそのメリットを認識した所以であろうが末永く可愛がってほしいものである。




午前中に一通りの調査は終わり、昼食を取りながら現場でなしえなかった補足説明をしながら何が日本で最も印象的であったかと聞いてみた。「沢山の人がいるのに警察官の姿が見えないこと」「日本人の親切なこと」「日本の社会がORGANIZE(うまく連繋・機能)していること」等を挙げてくれた。独立(1966年)以来内乱、クーデターもなく政治的に安定しており、GDPもマレーシア、アルゼンチン並みの国というのに巷には小さい犯罪が頻発しているようであり日本の治安をうらやんでいた。 更に最たる質問は「何故報酬も出ないボランティア活動にそんなに熱心に取り組むの?その理由が分からない」ということだった。 ボツワナでは報酬も利益も出ないボランティア活動なんかに参加してくる人々は殆どおらず、我々の活動が10年以上も続き広がりを見せていることが不思議でならないということだった。 この答えには窮した。 思えば日本でもボランティアの言葉が聞かれだしたのはつい最近のことではないのか? 日々の生活に汲々としていた頃はそんなボランティアの意識が生まれてなかったのでは?と思ったりした。 つまるところ彼我の生活水準、社会構造の差がボランティア活動の意識の差になっているのではないのか?
組織や制約から離れて、ボランティアだからこそ味わえる縛りの少ない活動で、ゆっくりと目標に向かって楽しみながら歩んでいく精神が、彼らにとっては理解を超えるものなのであろう。 日本では遍く浸透しているこの精神こそが最も伝えたいことであったが、伝えきれずに終わったような気がして心残りであった。

彼等から提起された「燃料確保のための木の伐採」「雄象の勢力誇示のための木の倒壊」などの問題に対しては、それを認識している彼等政府森林保安官が中心になって当事者の住民を巻き込みながら大学教授や古老などの知見を得ながら一つひとつ解決していくほかに道はないように思える。 森の大切さ、人間社会における大きな役割をまず住民に知ってもらうことが肝要なことだと思う。
この研修で何とか彼らがそれに気づいてくれることを願うばかりである。


                                  
                                    

森健活動から10年経過、マニュアルは世界標準の英語版まで完成した。 今年は日本国内だけではなく新たに諸外国と結びができていく新しい飛躍の年かもしれない。
しっかり地に足の着いた活動を継続して行きたいと思う。                                       あすけきこり塾  小山 利雄
 
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森の健康診断 教員研修  12月23日(水)  豊田市杉本町

森の健康診断 教員研修の第2回を実施しました。
岐阜県恵那市から2名、豊田市から2名、岡崎市から1名の参加がありました。
(年末、学期末であわただしい中 参加の応募が少なく 気をもんだひと月でしたが無事開催 ほっとしました)
会場は豊田市杉本町の杉本こども園の裏山でした。スタッフ講師は 稲垣、筏井、鈴木、龍頭、小山、飼沼の6名でした。
研修は現在開発中の「森の健康診断 こども用フルバージョン」を飼沼→鈴木→龍頭→小山で分担し、順に進めました。これは初めての取り組みでした。阿吽の呼吸とはいきませんでしたが、森のようすや混み具わいを調べ、空開け体験も順調に(簡単に倒れてしまったので△)行なえました。
       
杉本の事務所に戻って 森に入っての活動を振り返ったり、長島小の森の健康診断の取り組みを大野先生からお聞きしたり、森健を通して子ども達に伝えたいことなどときを忘れて話し合いました。
 
まだまだ課題はありますが この一年取り組んでことが一歩も二歩も前進したように思います。
2016年には出前隊のメンバーに伝え もっともっと多くの子どもたちと森に入りたいと思います。

                                                                                                (  飼 沼 正 敏 )
 

 
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